講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-21 / 世界史 / 学内講座コード:710304
ケルト神話と文化復興 よみがえる主人公たちとケルト文化圏の歴史
- 開催日
- 4月23日(土)~ 6月11日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「死からの再生」を祈り、「生命循環」を思想するヨーロッパ古層の「ケルト文化」が生んだ「神話」の深層を、各テーマの主人公の役割を通して、古代・中世のケルト史の地理学と史的背景とともに読み解く。
・ケルト文化の地(アイルランド、ウェールズ、スコットランド、コーンウォール、マン島、ブルターニュ)の近代「文化復興」で「再生したケルト神話」作品の諸相を学ぶ。と共に
・なぜケルト神話が、異文化の人々にとっても、親しまれ現代の映画・文学・絵画からゲームなどにまで繰り返し蘇ってくるのかも分析する。
【講義概要】
ヨーロッパの中央から見ると辺境とみなされてきたアイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンウォール、マン島、ブルターニュに伝わった「ケルト神話」には、キリスト教信仰の陰で生き残った「自然崇拝」が秘められてきた。
本講座では、自然と人間、現世と異界、生と死の二項対立を超えて、「境界」や「あわいの領域」を往還する主人公たちに光を当て、その奇想天外な物語に託された、ヨーロッパの古層のケルトの地ならではの、死・生・再生の観念を読み解く。と共に、近代の「ケルト復興」に蘇ったテーマ・作品からも、神話を逆照射して学ぶ。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/23(土) ◆「トリスタンとイゾルデ」の地理学
第2回 2022/ 5/ 7(土) ◆戦う「ドラゴン」に守護された故地
第3回 2022/ 5/28(土) ◆英雄を支える「女性」と「妖精」の治癒力
第4回 2022/ 6/11(土) ◆「ケルト神話」文芸復興の世紀
・「死からの再生」を祈り、「生命循環」を思想するヨーロッパ古層の「ケルト文化」が生んだ「神話」の深層を、各テーマの主人公の役割を通して、古代・中世のケルト史の地理学と史的背景とともに読み解く。
・ケルト文化の地(アイルランド、ウェールズ、スコットランド、コーンウォール、マン島、ブルターニュ)の近代「文化復興」で「再生したケルト神話」作品の諸相を学ぶ。と共に
・なぜケルト神話が、異文化の人々にとっても、親しまれ現代の映画・文学・絵画からゲームなどにまで繰り返し蘇ってくるのかも分析する。
【講義概要】
ヨーロッパの中央から見ると辺境とみなされてきたアイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンウォール、マン島、ブルターニュに伝わった「ケルト神話」には、キリスト教信仰の陰で生き残った「自然崇拝」が秘められてきた。
本講座では、自然と人間、現世と異界、生と死の二項対立を超えて、「境界」や「あわいの領域」を往還する主人公たちに光を当て、その奇想天外な物語に託された、ヨーロッパの古層のケルトの地ならではの、死・生・再生の観念を読み解く。と共に、近代の「ケルト復興」に蘇ったテーマ・作品からも、神話を逆照射して学ぶ。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/23(土) ◆「トリスタンとイゾルデ」の地理学
第2回 2022/ 5/ 7(土) ◆戦う「ドラゴン」に守護された故地
第3回 2022/ 5/28(土) ◆英雄を支える「女性」と「妖精」の治癒力
第4回 2022/ 6/11(土) ◆「ケルト神話」文芸復興の世紀
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、6月25日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆『ケルト 再生の思想』(ちくま新書)、『図説 ケルトの歴史』(河出書房新社)、『ケルトの想像力 ―歴史・神話・芸術』(青土社)、『ケルトの魂』(対談集:平凡社)、『ケルトの神話伝説』(創元社)等の図版やキーワードを中心に活用し講義いたします。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は、6月25日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆『ケルト 再生の思想』(ちくま新書)、『図説 ケルトの歴史』(河出書房新社)、『ケルトの想像力 ―歴史・神話・芸術』(青土社)、『ケルトの魂』(対談集:平凡社)、『ケルトの神話伝説』(創元社)等の図版やキーワードを中心に活用し講義いたします。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鶴岡 真弓 |
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肩書き | 多摩美術大学 芸術人類学研究所所長 大学美術館 館長 |
プロフィール | 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。『ケルト/装飾的思考』『芸術人類学講義』(編)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』平凡社,『ケルトの歴史』(共著 河出書房新社)『ケルズの書』(訳 岩波書店)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。 |