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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-03 / 日本史 / 学内講座コード:210239

戦争体験と戦後日本の思想―戦没将兵の遺書・戦争体験記を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 5日(火)~ 6月14日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
20
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・戦後公刊された戦時中の将兵の手記や遺書、戦後に書かれた戦争記録文学・戦争体験記、戦中・戦後の日記、戦争体験論の代表作を読む。
・記録に込められた将兵の想いと、その読まれ方の検討を通じて、人びとの戦後意識・思想を考える。

【講義概要】
前半は、戦没学生の手記として、『きけわだつみのこえ』と各種遺稿集を取り上げる。遺稿集として、林尹夫『わがいのち月明に燃ゆ』、竹内浩三『戦死やあわれ』、白?遺族会編『雲ながるる果てに』、BC級戦犯刑死者・木村久夫の遺書など。後半は、戦後に書かれた記録として、吉田満『戦艦大和の最期』、渡辺清『砕かれた神』、雑誌『世界』の八月一五日特集、銃後女性の記録『ひき裂かれて』など。各文献から抜粋した部分のコピーを配布し、テキストとして用いる。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 5(火) 遺書と戦争体験記
第2回 2022/ 4/12(火) 「戦争体験」記録へのとり組み
第3回 2022/ 4/19(火) 中国戦線での将兵の日記と詩歌
第4回 2022/ 4/26(火) 太平洋戦争期戦没者の遺稿(1)
第5回 2022/ 5/10(火) 太平洋戦争期戦没者の遺稿(2)
第6回 2022/ 5/17(火) BC級戦犯刑死者の遺書
第7回 2022/ 5/24(火) 戦後の戦争体験記録(1)
第8回 2022/ 5/31(火) 戦後の戦争体験記録(2)
第9回 2022/ 6/ 7(火) 戦後の戦争体験記録(3)
第10回 2022/ 6/14(火) 戦後の戦争体験記録(4)

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 北河 賢三
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 日本近現代史、とくに戦前・戦後の社会・思想・文化史を研究。主な編著書:『戦後の出発』(青木書店、2000)、『戦争と知識人』(山川出版社、2003)、『戦後史のなかの生活記録運動』(岩波書店、2014)、『戦中・戦後の経験と戦後思想』(共編、現代史料出版、2020)。
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