大学公開講座のセカンドアカデミー

【講義概要】
まずは西洋占星術の基礎知識(12のサイン、7つの惑星、12のハウス、アスペクトなど)について説明します。その後に、古代ギリシャ、古代ローマの占星術、近世ドイツや近世イギリスの占星術に話を進めますが、毎回できる限り実際の「ホロスコープ」(天体配置図)の解読を行います。神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン一世の誕生ホロスコープ、惑星大会合による「大洪水」の予言、文豪ゲーテやチャールズ皇太子の誕生ホロスコープなどを探索して、最後はアルブレヒト・デューラーの銅版画『メレンコリアI』の占星術的解読を試みて講座を終える予定です。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 6(水) 授業の進め方、参考文献の紹介、自分のホロスコープを知る
第2回 2022/ 4/13(水) 占星術の基礎知識（1）12のサイン、（2）7つの惑星
第3回 2022/ 4/20(水) 占星術の基礎知識（3）12のハウス、（4）アスペクト
第4回 2022/ 4/27(水) フィルミクス・マテルヌスの占星術（古代ローマ）
第5回 2022/ 5/11(水) シドンのドロテオスの占星術（古代ギリシャ）
第6回 2022/ 5/18(水) 1524年2月の「水のサイン」における惑星大会合
第7回 2022/ 5/25(水) 神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン一世の誕生ホロスコープ
第8回 2022/ 6/ 1(水) ウィリアム・リリーの『クリスチャン・アストロロジー』の占いの実例
第9回 2022/ 6/ 8(水) ゲーテが『詩と真実』に記した自らの誕生ホロスコープ
第10回 2022/ 6/15(水) アルブレヒト・デューラーの銅版画『メレンコリアI』の解読

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	藤井 明彦
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	15世紀のドイツ語に関する研究でドイツ・アウクスブルク大学で学位(Dr. phil.)を取得。早稲田大学ではドイツ語圏建築史、音楽文化史なども担当。十数年前から占星術をはじめとするヨーロッパ中世近世のオカルト学の研究に取り組んでいる。