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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-10 / 文学 / 学内講座コード:110154

【対面+オンラインのハイブリッド】村上春樹と中国

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 5月17日(火)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・村上春樹の魯迅と中国に対する深い思いを解読しましょう。
・中国、香港、台湾における村上ブームについて理解を深めましょう。
・中国における村上批判を考えましょう。

【講義概要】
村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』、最初の短篇小説「中国行きのスロウ・ボート」等々を魯迅文学と照らし合わせながら読み解きましょう――魯迅は村上が敬愛する作家なのです。
村上の中の中国を想像してみましょう――エッセー『猫を棄てる』で語るように、彼が父親から受け継いだ日中戦争の記憶は、『羊をめぐる冒険』から『騎士団長殺し』に至るまで、村上文学を一貫して流れるテーマなのです。
その村上を中国人が熱愛し、また厳しく批判するのはなぜか? 香港や台湾での村上受容と比べながら考察しましょう。
本講座は魯迅と中国という視点から、村上文学を東アジアの時空において位置付ける試みなのです。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/12(火) 村上春樹と魯迅および中国
第2回 2022/ 4/19(火) 村上春樹の中国コンプレックス
第3回 2022/ 4/26(火) 村上春樹の「満州国」
第4回 2022/ 5/10(火) 中国における村上批判
第5回 2022/ 5/17(火) 村上文学の中の戦争の記憶

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は5月24日(火)を予定しています。
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座になります。
◆講師は早稲田校教室で講義し、オンラインで同時配信いたします。
◆610154と同内容の講座で、どちらをお申し込みいただいても、対面・オンラインのご都合の良い形式でご受講いただけます。
◆対面でご受講される方は、通常の対面講座と同様に開講確定後にお送りする教室案内通知記載の教室にお越しください。
◆オンラインで受講される方はオンライン講座と同様にマイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講予定の方はお申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)(ISBN:978-4657210197)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 藤井 省三
肩書き 東京大学名誉教授、名古屋外国語大学教授
プロフィール 名古屋外国語大学教授、早稲田大学講師(2004―2021年度)、東大名誉教授。海外では南京大学海外人文資深教授等を務める。専門分野は現代中国大陸・香港・台湾・シンガポールの文学と映画。著書に『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)、『魯迅と日本文学』(東大出版会)『中国映画 百年を描く、百年を読む』(岩波書店)などがある。
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