大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・記憶を歪める要因となる「言葉」「感情」がどのように記憶を歪めるのかについて学ぶ
・技術や行動といった言語化が難しいことに関する記憶について学ぶ

【講義概要】
個々人の記憶は，写真や映像とは大きく異なる。各人の内的な状態に合わせる形で理解されインプットされる上に，想起するたびに内的な状態に合わせる形で再構築され歪められていく。そのため，同じ事象を覚えたとしても，その理解の仕方，思い出し方は様々になる。我々の身近な出来事を例に，記憶が歪められていく過程について学ぶことにより，自己理解，他者理解に近づくことを目指す。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 2/14(月) 言葉と記憶
第2回 2022/ 2/21(月) 感情と記憶
第3回 2022/ 2/28(月) 顔の記憶・認知
第4回 2022/ 3/ 7(月) 条件づけと記憶

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月14日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	杉森 絵里子
肩書き	早稲田大学准教授
プロフィール	博士(教育学、京都大学)。専門分野は、認知心理学(偽りの記憶、潜在記憶、個人差)。早稲田大学等で、知覚・認知心理学、日常記憶心理学を担当。主な著作として『「記憶違い」と心のメカニズム』 (京都大学学術出版会)がある。