講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-16 / その他教養 / 学内講座コード:340705
戦火の欧州・中東・イスラーム関係史
- 開催日
- 1月18日(火)~ 3月 8日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 27
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・中東情勢を歴史学・国際政治学・平和紛争学・安全保障論などから中東を包括的に理解できるようになることを目標とします(中東に長く居住した経験から真の中東を身近に知っていただけると考えています)。
・中東の歴史のみならず、民族紛争、宗教など現代に関係する多くの諸問題を議論していきます。
【講義概要】
中東民主化運動「アラブの春」から10年が過ぎました。シリア、イエメン、リビア、アフガニスタンをはじめ中東地域は依然として混乱の度を深めています。なぜイスラム世界では戦争が絶え間ないのでしょうか。イスラム教は好戦的な宗教なのでしょうか。人権や民主主義とは整合性がないのでしょうか。国際政治学・平和紛争学・安全保障的見地から彼らが置かれている苦難、今後の中東、そして世界との関係を読み解くための視点を紹介します。
【主な講義内容】
〇3つの帝国と中東近代史
〇戦火の中東と国際政治(1)
〇戦火の中東と国際政治(2)
〇民族紛争のかたち(1) 領土 民族 歴史
〇民族紛争のかたち(2) 宗教 イスラム教 キリスト教 ユダヤ教
〇民族紛争のかたち(3) 貧困 経済 資源
〇国際政治と中東(1) リベラリズムから中東を読み解く
〇国際政治と中東(2) リアリズムから中東を読み解く 中東は再び火薬庫となるのか
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/18(火) 3つの帝国と中東近代史
第2回 2022/ 1/25(火) 戦火の中東と国際政治(1)
第3回 2022/ 2/ 1(火) 戦火の中東と国際政治(2)
第4回 2022/ 2/ 8(火) 民族紛争のかたち(1) 領土 民族 歴史
第5回 2022/ 2/15(火) 民族紛争のかたち(2) 宗教 イスラム キリスト ユダヤ
第6回 2022/ 2/22(火) 民族紛争のかたち(3) 貧困 経済 資源
第7回 2022/ 3/ 1(火) 国際政治と中東(1) リベラリズムから読み解く
第8回 2022/ 3/ 8(火) 国際政治と中東(2) リアリズムから読み解く
・中東情勢を歴史学・国際政治学・平和紛争学・安全保障論などから中東を包括的に理解できるようになることを目標とします(中東に長く居住した経験から真の中東を身近に知っていただけると考えています)。
・中東の歴史のみならず、民族紛争、宗教など現代に関係する多くの諸問題を議論していきます。
【講義概要】
中東民主化運動「アラブの春」から10年が過ぎました。シリア、イエメン、リビア、アフガニスタンをはじめ中東地域は依然として混乱の度を深めています。なぜイスラム世界では戦争が絶え間ないのでしょうか。イスラム教は好戦的な宗教なのでしょうか。人権や民主主義とは整合性がないのでしょうか。国際政治学・平和紛争学・安全保障的見地から彼らが置かれている苦難、今後の中東、そして世界との関係を読み解くための視点を紹介します。
【主な講義内容】
〇3つの帝国と中東近代史
〇戦火の中東と国際政治(1)
〇戦火の中東と国際政治(2)
〇民族紛争のかたち(1) 領土 民族 歴史
〇民族紛争のかたち(2) 宗教 イスラム教 キリスト教 ユダヤ教
〇民族紛争のかたち(3) 貧困 経済 資源
〇国際政治と中東(1) リベラリズムから中東を読み解く
〇国際政治と中東(2) リアリズムから中東を読み解く 中東は再び火薬庫となるのか
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/18(火) 3つの帝国と中東近代史
第2回 2022/ 1/25(火) 戦火の中東と国際政治(1)
第3回 2022/ 2/ 1(火) 戦火の中東と国際政治(2)
第4回 2022/ 2/ 8(火) 民族紛争のかたち(1) 領土 民族 歴史
第5回 2022/ 2/15(火) 民族紛争のかたち(2) 宗教 イスラム キリスト ユダヤ
第6回 2022/ 2/22(火) 民族紛争のかたち(3) 貧困 経済 資源
第7回 2022/ 3/ 1(火) 国際政治と中東(1) リベラリズムから読み解く
第8回 2022/ 3/ 8(火) 国際政治と中東(2) リアリズムから読み解く
備考
【ご受講に際して】
◆テキストとして、前半は主に『戦火の欧州・中東関係史』を用います。
◆参考図書として、中盤以降は『国際平和論』(福富満久著、岩波書店)をお読みいただくと、より理解が深まり、自宅での学習にも役立つと思います。
◆基本的にはパワーポイントを使用しながら、必要に応じて板書(補足説明)や資料配付。
◆その中で理解を深めていただくために現地の写真(エルサレムやイラク・クルド自治区、サウジアラビア・リヤド・ジェッダ、イラン・テヘラン・イスファハン、アゼルバイジャン・バクー、エジプト・カイロ、リビア・トリポリ、アルジェリア・アルジェ、チュニジア・チュニス等)や映像(TED)を適宜15~20分ほど使って説明する場合もあります。
◆中東に関する本・名著などもご紹介します。
◆なお、世界情勢の変化によって、講座内容が前後したり、変更になることがあります。時間の関係上すべて詳しく説明できない場合もあります。
こうした点を理解して受講していただけると有難いです。受講生の皆さまと一緒に議論を深めてまいりたいと思います。
◆休講が発生した場合の補講は、3月15日(火)を予定しております。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『戦火の欧州・中東関係史』(東洋経済新報社)(ISBN:978‐4492444467)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆テキストとして、前半は主に『戦火の欧州・中東関係史』を用います。
◆参考図書として、中盤以降は『国際平和論』(福富満久著、岩波書店)をお読みいただくと、より理解が深まり、自宅での学習にも役立つと思います。
◆基本的にはパワーポイントを使用しながら、必要に応じて板書(補足説明)や資料配付。
◆その中で理解を深めていただくために現地の写真(エルサレムやイラク・クルド自治区、サウジアラビア・リヤド・ジェッダ、イラン・テヘラン・イスファハン、アゼルバイジャン・バクー、エジプト・カイロ、リビア・トリポリ、アルジェリア・アルジェ、チュニジア・チュニス等)や映像(TED)を適宜15~20分ほど使って説明する場合もあります。
◆中東に関する本・名著などもご紹介します。
◆なお、世界情勢の変化によって、講座内容が前後したり、変更になることがあります。時間の関係上すべて詳しく説明できない場合もあります。
こうした点を理解して受講していただけると有難いです。受講生の皆さまと一緒に議論を深めてまいりたいと思います。
◆休講が発生した場合の補講は、3月15日(火)を予定しております。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『戦火の欧州・中東関係史』(東洋経済新報社)(ISBN:978‐4492444467)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 福富 満久 |
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肩書き | 一橋大学大学院社会学研究科教授 |
プロフィール | 早稲田大学政経卒。同大学院政治学研究科博士課程およびパリ政治学院国際関係学Ph.D.コース修了。博士(政治学)、Ph.D(国際関係学)。専門は国際政治・安全保障・中東問題。12年より一橋大学大学院社会学研究科准教授、15年より現職。15年~16年カリフォルニア大学サンタバーバラ校 オルファレア国際問題研究センターリサーチフェロー、19年~20年ロンドン大学キングス・カレッジ 戦争学研究科シニアリサーチフェロー。18年より防衛大修士・博士論文審査委員。著書に『中東・北アフリカの体制崩壊と民主化』、『国際平和論』、『Gゼロ時代のエネルギー地政学』(いずれも岩波書店)、『戦火の欧州・中東関係史』(東洋経済新報社)。近年は紛争学・正義論・軍事介入の問題に力を入れている。最新の論文に英国のSpringer Nature/palgrave macmillan社発行の国際政治学術誌『International Politics』2021年7月号、論文Could humanitarian intervention fuel the conflict instead of ending it? |