講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-10 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:340507
仏教と神道 ― 神仏習合の歴史
- 開催日
- 1月12日(水)~ 2月16日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 27
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
五三八年の仏教が伝来したとき、インドからやって来た仏と日本古来の神々との間に不協和音が生じた。しかし、それは間もなく解消されて神と仏は次第に近づき、すでに奈良時代ごろからは「神仏習合」という日本独自の信仰を生み出すに至った。そして、平安時代にはさらに発展して神と仏が混然と信仰されるという形態が日本の文化の中にしっかりと根を下ろした。明治になると維新政府が国家神道を唱道して神仏分離政策を強行した。その結果、神と仏は厳格に引き離されることになり、日本の文化遺産の九割が失われ、日本人の民族意識、信仰心に深い傷跡を残した。しかし、現在も神仏を混然と祀るという信仰形態は日本人の間に根強く残っている。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) 日本古来の神社の信仰
第2回 2022/ 1/19(水) 日本の神々
第3回 2022/ 1/26(水) 仏教伝来と日本の神々
第4回 2022/ 2/ 2(水) 神仏習合の萌芽
第5回 2022/ 2/ 9(水) 日本人と神仏習合
第6回 2022/ 2/16(水) 神仏分離と廃仏毀釈
五三八年の仏教が伝来したとき、インドからやって来た仏と日本古来の神々との間に不協和音が生じた。しかし、それは間もなく解消されて神と仏は次第に近づき、すでに奈良時代ごろからは「神仏習合」という日本独自の信仰を生み出すに至った。そして、平安時代にはさらに発展して神と仏が混然と信仰されるという形態が日本の文化の中にしっかりと根を下ろした。明治になると維新政府が国家神道を唱道して神仏分離政策を強行した。その結果、神と仏は厳格に引き離されることになり、日本の文化遺産の九割が失われ、日本人の民族意識、信仰心に深い傷跡を残した。しかし、現在も神仏を混然と祀るという信仰形態は日本人の間に根強く残っている。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) 日本古来の神社の信仰
第2回 2022/ 1/19(水) 日本の神々
第3回 2022/ 1/26(水) 仏教伝来と日本の神々
第4回 2022/ 2/ 2(水) 神仏習合の萌芽
第5回 2022/ 2/ 9(水) 日本人と神仏習合
第6回 2022/ 2/16(水) 神仏分離と廃仏毀釈
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は3月2日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は3月2日(水)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 瓜生 中 |
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肩書き | 文筆家 |
プロフィール | 1954年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了(東洋哲学専攻)。仏教・神道・日本思想の研究、執筆活動を行い現在に至る。著書に『古寺社巡りの愉しみ』(ベストセラーズ)、『古建築の見方・楽しみ方』(PHP研究所)、『知っておきたい日本の神話』(角川学芸出版)、『仏教入門』(大法輪閣)など多数ある。 |