講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340408
手紙で読む ― ゴヤの芸術とその時代
- 開催日
- 1月13日(木)~ 3月10日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 27
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ゴヤの手紙を読んでその時代や環境を理解する。
・手紙とゴヤの作品を照らし合わせ、浮沈が激しい彼の生涯と芸術を明らかにする。
・同時代のヨーロッパ、特にロココ、革命、近代のフランス絵画と比較する。
【講義概要】
『ゴヤの手紙』文庫化を記念しての講座である。18世紀近世(ロココ)から19世紀近代へ、ゴヤは、二つの時代の転換と変革を生き抜き、近現代の芸術を予感させる先駆的な画家となった。アンシャン・レジーム(旧体制)の崩壊から近代市民社会の台頭へ、雅宴、動乱、戦争、迫害、亡命を自ら体験し、その時代の実相を自らの眼で見究め、絵筆をもってその真実を永遠化した。覚醒した「近代人」である。彼の生涯と多彩な作品は不安定な現代を生きる我々にも教訓となるだろう。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/13(木) ゴヤの手紙とは何か。その読み方と意義⇒近代絵画の誕生(パラダイム転換)
第2回 2022/ 1/20(木) ゴヤの出生、不遇の修業時代と宮廷での下積み 1746-1780年
第3回 2022/ 2/ 3(木) サラゴーサ事件―義兄との対立と挫折 1780-1781年
第4回 2022/ 2/10(木) 売れっ子肖像画家に 1781-1784年
第5回 2022/ 2/17(木) 宮廷、アカデミーでの栄達 1784-1789年
第6回 2022/ 2/24(木) 精神と肉体の危機を超えて 1789-1794年
第7回 2022/ 3/ 3(木) 画壇の頂点に立つー成熟する絵画と批判精神 1794-1808年
第8回 2022/ 3/10(木) 戦争と革命、迫害、そして亡命へ 1808ー1828年
・ゴヤの手紙を読んでその時代や環境を理解する。
・手紙とゴヤの作品を照らし合わせ、浮沈が激しい彼の生涯と芸術を明らかにする。
・同時代のヨーロッパ、特にロココ、革命、近代のフランス絵画と比較する。
【講義概要】
『ゴヤの手紙』文庫化を記念しての講座である。18世紀近世(ロココ)から19世紀近代へ、ゴヤは、二つの時代の転換と変革を生き抜き、近現代の芸術を予感させる先駆的な画家となった。アンシャン・レジーム(旧体制)の崩壊から近代市民社会の台頭へ、雅宴、動乱、戦争、迫害、亡命を自ら体験し、その時代の実相を自らの眼で見究め、絵筆をもってその真実を永遠化した。覚醒した「近代人」である。彼の生涯と多彩な作品は不安定な現代を生きる我々にも教訓となるだろう。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/13(木) ゴヤの手紙とは何か。その読み方と意義⇒近代絵画の誕生(パラダイム転換)
第2回 2022/ 1/20(木) ゴヤの出生、不遇の修業時代と宮廷での下積み 1746-1780年
第3回 2022/ 2/ 3(木) サラゴーサ事件―義兄との対立と挫折 1780-1781年
第4回 2022/ 2/10(木) 売れっ子肖像画家に 1781-1784年
第5回 2022/ 2/17(木) 宮廷、アカデミーでの栄達 1784-1789年
第6回 2022/ 2/24(木) 精神と肉体の危機を超えて 1789-1794年
第7回 2022/ 3/ 3(木) 画壇の頂点に立つー成熟する絵画と批判精神 1794-1808年
第8回 2022/ 3/10(木) 戦争と革命、迫害、そして亡命へ 1808ー1828年
備考
【ご受講に際して】
◆テキストとして2021年5-6月刊行の『ゴヤの手紙』上・下巻(岩波文庫)を使用します。2007年刊行の同書底本をお持ちの方はそれでも可能ですが、相当に改訂してあります。
◆2016年度冬学期講座「ゴヤとヨーロッパ絵画」と一部は内容的に重複しますこと、お断りしておきます。
◆パンフレットの日程から変更が生じております。
◆休講が発生した場合の補講は、3月17日(木)を予定しております。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『岩波文庫『ゴヤの手紙』(上)(下)』(岩波書店)(ISBN:978-4003358412、978-4003358429)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆テキストとして2021年5-6月刊行の『ゴヤの手紙』上・下巻(岩波文庫)を使用します。2007年刊行の同書底本をお持ちの方はそれでも可能ですが、相当に改訂してあります。
◆2016年度冬学期講座「ゴヤとヨーロッパ絵画」と一部は内容的に重複しますこと、お断りしておきます。
◆パンフレットの日程から変更が生じております。
◆休講が発生した場合の補講は、3月17日(木)を予定しております。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『岩波文庫『ゴヤの手紙』(上)(下)』(岩波書店)(ISBN:978-4003358412、978-4003358429)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大髙 保二郎 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院、マドリード大学大学院。跡見学園女子大学、 上智大学を経て、早稲田大学文学学術院教授。スペイン美術史専攻。近刊:『肖像画―姿とこころ』(共著、集英社)、『ベラスケス―宮廷のなかの革命者』(岩波新書)、『スペイン美術史入門』(共著、NHK出版)、共編・訳『ゴヤの手紙』上・下(岩波文庫)ほか。 |