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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-10-20 / 日本史 / 学内講座コード:330220

日本・日本人とは何か ― 戦後アメリカの日本観はいかにして形成されたか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月22日(金)~12月 3日(金)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
24
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・主に第二次大戦後(1945)のアメリカ人の日本観は、どのようにして形成されてきたかを学びます。
・戦後、日米関係は政治・経済・文化的な面で緊密さを増していきますが、アメリカは日本とどのように向き合ってきたのか、アメリカ側の証言・資料等から見ていきます。
・日米関係は微妙な時期に差しかかっていますが、異文化理解や比較文化の視点からアメリカに対して、日本はどう向き合うべきかの展望も学んでいきたいと思います。

【講義概要】
戦後の日米文化比較の視点から、日本文化の本質とは何か、また日本人としてのあり方とはどのようなものかをあらためて問いなおすことをめざしたいと思います。
講義のすすめ方として、アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトの「菊と刀」を中心にさまざまなアメリカ人の日本文化論に触れていきます。またそれに対する日本側の反応も紹介していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2021/10/22(金) はじめに ― 欧米人の日本・日本人観はどのように形成されてきたのかを歴史的に概観する
第2回 2021/10/29(金) アメリカ人のステレオ・タイプとしての日本人観の形成を辿る
第3回 2021/11/12(金) 戦後アメリカの日本観誕生の背景をさらに探る
第4回 2021/11/19(金) 日本人論の原型となった「菊と刀」の功罪を検証する
第5回 2021/11/26(金) 戦後アメリカの対日処理と天皇制問題について論ずる
第6回 2021/12/ 3(金) むすび--戦勝国アメリカは敗戦国日本からなにを教訓として学んだか

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月10日(金)を予定しております。
◆本講座はテキスト購読ではありませんので、とくに前もって準備の必要はありません。戦後の日米関係・文化交流のあり方に興味のある方はご参加ください。余裕のある方は参考文献『菊と刀』(平凡社)・『日本人の行動パターン』(NHK出版)・『日本文化試論』(新曜社)・『内なる外国』(ちくま学芸文庫)にお目通し下されば結構です。毎回、レジメと資料を配付します。初心者を歓迎いたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 池田 雅之
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『100分de名著 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)、『ラフカディオ・ハーンの日本』(角川選書)、『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)、『熊野から読み解く記紀神話』(扶桑社新書)他。翻訳に『日本の面影』、『日本の面影II』、『日本の怪談』(角川ソフィア文庫)他。
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