講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-26 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130539
戦後思想の巨人 吉本隆明
- 開催日
- 9月28日(火)~12月 7日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・現在の始まりとなる第二次大戦後の日本の思想と文学の情況とその屈折を知る。
・日本で思想や文学を行うことの困難を理解する。
・吉本隆明において、それがどのような結実をもたらしたかを見る。
【講義概要】
思想というのは、抽象的な理論を振り回したり、修正・改良したりすることではなく、ひとつの時代・ひとつの社会の現実の中でどうしてもぶつかる困難に対して、それを理解し克服するための言葉を探し、見出し、重ねていく作業のことです。敗戦から戦後を経て、そして資本主義の高度化とグローバル化の時代へと大きく変化した日本の現実に、このような姿勢を貫いた思想実践の例として、吉本隆明の著作を読みます。まずは1980年代までを対象とします。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/28(火) 吉本隆明から何が見えてくるか?
第2回 2021/10/ 5(火) 詩人の出発
第3回 2021/10/12(火) 戦争体験と作家たち
第4回 2021/10/19(火) 宗教への関心とその系譜
第5回 2021/10/26(火) 反安保闘争と60年代
第6回 2021/11/ 2(火) 『言語にとって美とは何か』(65年)を読む
第7回 2021/11/ 9(火) いくつかの作家論
第8回 2021/11/16(火) 『共同幻想論』(68年)を読む
第9回 2021/11/30(火) 批判と反批判
第10回 2021/12/ 7(火) 都市とイメージ
・現在の始まりとなる第二次大戦後の日本の思想と文学の情況とその屈折を知る。
・日本で思想や文学を行うことの困難を理解する。
・吉本隆明において、それがどのような結実をもたらしたかを見る。
【講義概要】
思想というのは、抽象的な理論を振り回したり、修正・改良したりすることではなく、ひとつの時代・ひとつの社会の現実の中でどうしてもぶつかる困難に対して、それを理解し克服するための言葉を探し、見出し、重ねていく作業のことです。敗戦から戦後を経て、そして資本主義の高度化とグローバル化の時代へと大きく変化した日本の現実に、このような姿勢を貫いた思想実践の例として、吉本隆明の著作を読みます。まずは1980年代までを対象とします。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/28(火) 吉本隆明から何が見えてくるか?
第2回 2021/10/ 5(火) 詩人の出発
第3回 2021/10/12(火) 戦争体験と作家たち
第4回 2021/10/19(火) 宗教への関心とその系譜
第5回 2021/10/26(火) 反安保闘争と60年代
第6回 2021/11/ 2(火) 『言語にとって美とは何か』(65年)を読む
第7回 2021/11/ 9(火) いくつかの作家論
第8回 2021/11/16(火) 『共同幻想論』(68年)を読む
第9回 2021/11/30(火) 批判と反批判
第10回 2021/12/ 7(火) 都市とイメージ
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 吉田 裕 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 2020年3月まで早稲田大学法学部で、フランス語、文学論などを担当。フランスと日本の近代文学と思想を主な関心対象としてきた。吉本論としては『吉本隆明とブランショ』(弓立社、1981年)と『幻想生成論』(大和書房、1988年)がある。近年の主な著書に『詩的行為論』(日本の近代作家論、書肆山田、2018年)、『バタイユ―聖なるものから現在へ』(名古屋大学出版会、2012年)があり、現在は1960年代以降の日本文学論を準備中。 |