講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-28 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130514
『解深密経』を読む
- 開催日
- 9月30日(木)~12月 9日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 38
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・中期大乗経典の『解深密経』を読み、仏教の教義を詳しく学びます。
【講義概要】
『解深密経』は紀元後4世紀ごろに成立した、初めて唯識思想を説いたとされる経典です。その大半が『瑜伽師地論』に引用され、『摂大乗論』や『成唯識論』で典拠とされるなど、後世に大きな影響を与えました。インド瑜伽行派の根本経典であり、日本法相宗でも聖典として尊重されています。サンスクリット原本は現存しませんが、漢訳やチベット語訳が伝わっています。
この講座では、唐の玄奘訳『解深密経』を講読します。本文は難解ですが、他訳や注釈書を参照して、丁寧に解説します。大乗仏教や唯識思想について理解を深めたい方にお勧めの講座です。
今期は十地における菩薩の修行を説く地波羅蜜多品第七を講読します。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/30(木) 地波羅蜜多品第七を読む(3)
第2回 2021/10/ 7(木) 地波羅蜜多品第七を読む(4)
第3回 2021/10/14(木) 地波羅蜜多品第七を読む(5)
第4回 2021/10/21(木) 地波羅蜜多品第七を読む(6)
第5回 2021/11/ 4(木) 地波羅蜜多品第七を読む(7)
第6回 2021/11/11(木) 地波羅蜜多品第七を読む(8)
第7回 2021/11/18(木) 地波羅蜜多品第七を読む(9)
第8回 2021/11/25(木) 地波羅蜜多品第七を読む(10)
第9回 2021/12/ 2(木) 地波羅蜜多品第七を読む(11)
第10回 2021/12/ 9(木) 地波羅蜜多品第七を読む(12)
・中期大乗経典の『解深密経』を読み、仏教の教義を詳しく学びます。
【講義概要】
『解深密経』は紀元後4世紀ごろに成立した、初めて唯識思想を説いたとされる経典です。その大半が『瑜伽師地論』に引用され、『摂大乗論』や『成唯識論』で典拠とされるなど、後世に大きな影響を与えました。インド瑜伽行派の根本経典であり、日本法相宗でも聖典として尊重されています。サンスクリット原本は現存しませんが、漢訳やチベット語訳が伝わっています。
この講座では、唐の玄奘訳『解深密経』を講読します。本文は難解ですが、他訳や注釈書を参照して、丁寧に解説します。大乗仏教や唯識思想について理解を深めたい方にお勧めの講座です。
今期は十地における菩薩の修行を説く地波羅蜜多品第七を講読します。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/30(木) 地波羅蜜多品第七を読む(3)
第2回 2021/10/ 7(木) 地波羅蜜多品第七を読む(4)
第3回 2021/10/14(木) 地波羅蜜多品第七を読む(5)
第4回 2021/10/21(木) 地波羅蜜多品第七を読む(6)
第5回 2021/11/ 4(木) 地波羅蜜多品第七を読む(7)
第6回 2021/11/11(木) 地波羅蜜多品第七を読む(8)
第7回 2021/11/18(木) 地波羅蜜多品第七を読む(9)
第8回 2021/11/25(木) 地波羅蜜多品第七を読む(10)
第9回 2021/12/ 2(木) 地波羅蜜多品第七を読む(11)
第10回 2021/12/ 9(木) 地波羅蜜多品第七を読む(12)
備考
【ご受講に際して】
◆仏教思想の基礎をひと通り学習された方を対象としています。
◆原文は特殊な仏教漢文です。習熟するまでに時間を要します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆仏教思想の基礎をひと通り学習された方を対象としています。
◆原文は特殊な仏教漢文です。習熟するまでに時間を要します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 吉村 誠 |
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肩書き | 駒澤大学教授 |
プロフィール | 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院卒業。専攻分野は中国仏教、唯識学。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版)、編著に『玄奘三蔵と薬師寺』(薬師寺)、訳書に『続高僧伝I』(大蔵出版)など。 |