講座詳細情報
申し込み締切日:2021-06-30 / 世界史 / 学内講座コード:120396
古代メソポタミアの王権 中央集権体制を築けなかった初期王権
- 開催日
- 7月 2日(金)~ 9月 3日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・歴史の始原が古代オリエントにあることを知る。
・19世紀的な枠組みでなく、新しい見方が必要なことを学ぶ。
・初期メソポタミア史の特質は、中央集権体制を阻む領邦都市国家であることを認識する。
【講義概要】
古代メソポタミア史を、従来の概説書にある神権政治や東洋的専制国家といったステレオタイプの記述に囚われず、憶説を排して、副題に挙げた「中央集権体制を築けなかった初期王権」に焦点を当て、王権の展開による三区分、都市国家分立期、領域国家期、統一国家期にそって、8回の題目に従って、それぞれの時代の王権の特質を明らかにしつつ話をしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 2(金) はじめに・世俗王権の誕生
第2回 2021/ 7/ 9(金) 領邦都市国家の成立
第3回 2021/ 7/16(金) 領域国家期(1):無視された王エンシャクシュアンナ
第4回 2021/ 7/30(金) 領域国家期(2):サルゴンは時代を画する王か
第5回 2021/ 8/ 6(金) 統一国家期(1):自らを神としたナラムシン
第6回 2021/ 8/20(金) 統一国家期(2):ウル第三王朝の特質
第7回 2021/ 8/27(金) ウル第三王朝の滅亡:領邦都市国家体制の終焉
第8回 2021/ 9/ 3(金) おわりに・領邦都市国家が存続した時代をどのように見るか
・歴史の始原が古代オリエントにあることを知る。
・19世紀的な枠組みでなく、新しい見方が必要なことを学ぶ。
・初期メソポタミア史の特質は、中央集権体制を阻む領邦都市国家であることを認識する。
【講義概要】
古代メソポタミア史を、従来の概説書にある神権政治や東洋的専制国家といったステレオタイプの記述に囚われず、憶説を排して、副題に挙げた「中央集権体制を築けなかった初期王権」に焦点を当て、王権の展開による三区分、都市国家分立期、領域国家期、統一国家期にそって、8回の題目に従って、それぞれの時代の王権の特質を明らかにしつつ話をしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 2(金) はじめに・世俗王権の誕生
第2回 2021/ 7/ 9(金) 領邦都市国家の成立
第3回 2021/ 7/16(金) 領域国家期(1):無視された王エンシャクシュアンナ
第4回 2021/ 7/30(金) 領域国家期(2):サルゴンは時代を画する王か
第5回 2021/ 8/ 6(金) 統一国家期(1):自らを神としたナラムシン
第6回 2021/ 8/20(金) 統一国家期(2):ウル第三王朝の特質
第7回 2021/ 8/27(金) ウル第三王朝の滅亡:領邦都市国家体制の終焉
第8回 2021/ 9/ 3(金) おわりに・領邦都市国家が存続した時代をどのように見るか
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 前田 徹 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 大阪生まれ。北海道大学・広島大学で学生・院生・助手として過ごした後、早稲田大学文学部・文学学術院にて研究と教育に従事。研究分野は、初期メソポタミア史(シュメール史)であり、通説となっている歴史像の正偽を史料読解から再検討することを課題としてきた。『初期メソポタミア史の研究』(早稲田大学出版部)。 |