講座詳細情報
申し込み締切日:2021-04-14 / 経済:健康・医療:その他教養 / 学内講座コード:310722
ポストコロナの世界経済 世界帝国(海の帝国)から地域帝国(陸の帝国)へ
- 開催日
- 4月16日(金)~ 5月21日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 27
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・感染症が政治・経済にあたえる影響
・ポストコロナの行動原理は「よりゆっくり、より近く、より寛容に」へ
・ポストコロナの課題は「明日のことなど心配しなくていい」社会の構築
【講義概要】
これまで世界の政治・経済を大きく転換させるきっかけとなってきた感染症の代表例は14世紀の黒死病だった。ヨーロッパで3分の1の人が死亡し、中世キリスト教社会が崩壊し、近代社会の扉を開いた。アフターコロナとはポスト近代のことである。
近代とは自然を征服し、「私的利益こそがすべての人間を導く主である」との考え方を多くの人々が信じ、政治体制もその考え方に応じてつくられていった。
近代社会の行動原理である「より遠く、より速く、より合理的に」を極限まで追求した結果、エイズ、SARS、MARS、新型インフルエンザ、そして今回の新型コロナと相次いで感染症が人類を襲っている。人間がこれまでの行動様式を変える必要がある。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 4/16(金) 新型コロナ対策で膨張する各国の財政赤字
第2回 2021/ 4/23(金) 過剰貯蓄は経常収支黒字に反映
第3回 2021/ 4/30(金) 化石燃料の輸入をいかに減らすか
第4回 2021/ 5/ 7(金) 世界帝国(海の帝国)から地域帝国(陸の帝国)へ
第5回 2021/ 5/14(金) イコン(聖像)・コイン(硬貨)の次にくるものは?
第6回 2021/ 5/21(金) 財産は使ってこそ有効である(ラ・フォンテーヌ)
・感染症が政治・経済にあたえる影響
・ポストコロナの行動原理は「よりゆっくり、より近く、より寛容に」へ
・ポストコロナの課題は「明日のことなど心配しなくていい」社会の構築
【講義概要】
これまで世界の政治・経済を大きく転換させるきっかけとなってきた感染症の代表例は14世紀の黒死病だった。ヨーロッパで3分の1の人が死亡し、中世キリスト教社会が崩壊し、近代社会の扉を開いた。アフターコロナとはポスト近代のことである。
近代とは自然を征服し、「私的利益こそがすべての人間を導く主である」との考え方を多くの人々が信じ、政治体制もその考え方に応じてつくられていった。
近代社会の行動原理である「より遠く、より速く、より合理的に」を極限まで追求した結果、エイズ、SARS、MARS、新型インフルエンザ、そして今回の新型コロナと相次いで感染症が人類を襲っている。人間がこれまでの行動様式を変える必要がある。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 4/16(金) 新型コロナ対策で膨張する各国の財政赤字
第2回 2021/ 4/23(金) 過剰貯蓄は経常収支黒字に反映
第3回 2021/ 4/30(金) 化石燃料の輸入をいかに減らすか
第4回 2021/ 5/ 7(金) 世界帝国(海の帝国)から地域帝国(陸の帝国)へ
第5回 2021/ 5/14(金) イコン(聖像)・コイン(硬貨)の次にくるものは?
第6回 2021/ 5/21(金) 財産は使ってこそ有効である(ラ・フォンテーヌ)
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 水野 和夫 |
---|---|
肩書き | 法政大学教授 |
プロフィール | 愛知県生まれ。博士(経済学)。専門分野はマクロ経済学。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(1980八千代証券入社-2010)、内閣府大臣官房審議官(2010)、内閣官房内閣審議(2011)、日本大学教授(2012-15)、法政大学教授(2016-現在)。著書に『100年デフレ』(2003)、『終わりなき危機』(2011)、『資本主義の終焉と歴史の危機』(2014)などがある。 |