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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-04-11 / 世界史 / 学内講座コード:110305

古代メソポタミア史料講読 古バビロニア時代・古アッシリア時代の書簡史料を読む-宗教と市民生活・民間信仰

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月13日(火)~ 6月22日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・前二千年紀前半(古バビロニア・古アッシリア)の時代から出土する様々な楔形文字資料の講読を行います。
・当時の社会の宗教のあり方、市民生活と信仰との関わり方を具体的資料から読み解いていきます。

【講義概要】
古代メソポタミア世界から出土する様々な楔形文字資料(邦訳はプリントして毎回配付予定)の講読を核にすえて、それら具体的資料の分析やそれらの資料が語る文化や歴史・社会の様相の解説を専門的・体系的に行っていきます。
一昨年度に続いて、古代メソポタミア社会に生きた様々な階層の人々の宗教生活や民間信仰の実態解明をメインテーマとして、受講者の皆様となるべく多くの資料を読み進め、理解を深めていきたいと考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 4/13(火) 古代メソポタミアの宗教の概要(1)―西アジア発祥の一神教との因果関係―
第2回 2021/ 4/20(火) 古代メソポタミアの宗教の概要(2)―古バビロニア時代・古アッシリア時代の社会からみた宗教の変化・国家鎮護から個人崇拝へ―
第3回 2021/ 4/27(火) 政治と宗教(1)―王の権威と宗教儀礼―
第4回 2021/ 5/11(火) 政治と宗教(2)―神殿と王宮・バビロニア王とアッシリア王の権威の相違―
第5回 2021/ 5/18(火) 政治と宗教(3)―国家神と都市の守護神―
第6回 2021/ 5/25(火) 政治と宗教(4)―宣誓と条約―
第7回 2021/ 6/ 1(火) 政治と宗教(5)―神官職の種類とその役割―
第8回 2021/ 6/ 8(火) 政治と宗教(6)―神託と占星術―
第9回 2021/ 6/15(火) 市民と宗教(1)―「家制度」と祖先供養―
第10回 2021/ 6/22(火) 市民と宗教(2)―魔術と医術―

備考

【ご受講に際して】
◆初めて受講される方も歓迎しますが、あらかじめ古代メソポタミア史に関する一般的な通史を読んでおくことをお勧めします。
◆講義予定は講義の進行や受講生の理解度などの状況によって予告なく変更する場合があることをご了承ください。
◆講義で使用する楔形文字資料の邦訳はこちらで用意して、毎回配付します(A4版)。
◆実際には1年を通じて1つのテーマを追う講座として計画を立てております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 東京都出身、早稲田大学大学院修了。専攻分野は古代メソポタミア史。主な著訳書に『歴史学の現在―古代オリエント』(共訳、山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著、原書房)、『古代オリエント事典』(共著、岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著、太陽出版)、『朝倉世界地理講座6 西アジア』など。
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