講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-22 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:330513
過去と和解するための哲学 弱さを大事にすること
- 開催日
- 10月24日(木)~11月28日(木)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 8,910円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 10,246円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・倫理学の基本を学ぶ。
・人間にとって弱さとは何かを考える。
・過去の出来事への後悔について考える。
【講義概要】
倫理学の基本的な枠組みはギリシアで形作られ、そこでは独立した自立した人間(身体堅固で力強い理性的人間)が基本モデルとされていました。その後、キリスト教の登場とともに、体の弱い人、病人、社会的弱者が倫理学の基本的担い手であるというように変わっていきました。このような二つの異なった枠組みは、時間への態度にも反映してきます。過去志向型の発想がどのようなものなのかを倫理学の歴史に照らし合わせて考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/24(木) 強い者のための倫理学と弱い者のための倫理学
第2回 2019/11/14(木) 弱い者達に向けられた倫理学
第3回 2019/11/28(木) 過去を見つめること
・倫理学の基本を学ぶ。
・人間にとって弱さとは何かを考える。
・過去の出来事への後悔について考える。
【講義概要】
倫理学の基本的な枠組みはギリシアで形作られ、そこでは独立した自立した人間(身体堅固で力強い理性的人間)が基本モデルとされていました。その後、キリスト教の登場とともに、体の弱い人、病人、社会的弱者が倫理学の基本的担い手であるというように変わっていきました。このような二つの異なった枠組みは、時間への態度にも反映してきます。過去志向型の発想がどのようなものなのかを倫理学の歴史に照らし合わせて考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/24(木) 強い者のための倫理学と弱い者のための倫理学
第2回 2019/11/14(木) 弱い者達に向けられた倫理学
第3回 2019/11/28(木) 過去を見つめること
備考
【ご受講に際して】
◆抽象的な概念を使用しますが、それらは具体的な経験を指していますので、毛嫌いしないでおつきあいください。
◆ギリシア語やラテン語が少し登場します。日本語で考えてかまいません。カタカナ語が登場しても気にしないでおつきあいください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『過去と和解するための哲学』(大和書房)(ISBN:978-4479393054)
『小さな倫理学入門』(慶應義塾大学出版会)(ISBN:978-4766422764)
『目的なき人生を生きる』(角川新書)(ISBN:978-4040821344)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆抽象的な概念を使用しますが、それらは具体的な経験を指していますので、毛嫌いしないでおつきあいください。
◆ギリシア語やラテン語が少し登場します。日本語で考えてかまいません。カタカナ語が登場しても気にしないでおつきあいください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『過去と和解するための哲学』(大和書房)(ISBN:978-4479393054)
『小さな倫理学入門』(慶應義塾大学出版会)(ISBN:978-4766422764)
『目的なき人生を生きる』(角川新書)(ISBN:978-4040821344)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 山内 志朗 |
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肩書き | 慶應義塾大学教授 |
プロフィール | 1957年山形県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専門分野は西洋中世哲学・倫理学。著書に『普遍論争』(平凡社)、『天使の記号学』(岩波書店)、『小さな倫理学入門』(慶應義塾大学出版会)などがある。 |