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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-21 / 世界史 / 学内講座コード:330303

ヨーロッパ中世を支配した教会権力 その組織と権力闘争

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月23日(水)~11月27日(水)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
24
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・中世ヨーロッパの権力構造の特質を理解する。
・中世における教会と世俗権力の関係を多面的に理解する。
・王権と教会の関係の推移を中世の王国形成の面から理解する。

【講義概要】
中世ヨーロッパにおいてはキリスト教会が「ゆりかごから墓場まで」、人々の生活に色々な面で大きな影響を与えたことは良く知られている。司教座や修道院など教会組織は広大な所領をもち、宗教・信仰の面だけでなく、政治、経済など世俗的な側面でも重要な役割を果たした。また、司教や修道院長などの高位聖職者は基本的に世俗貴族層の出身者が大半を占め、その選任は王と教皇、貴族の家門間の抗争の対象となった。また、教会は王の聖別、騎士の叙任、貴族の臣従など王侯貴族の権威賦与の儀礼においても主導的な役割を果たした。この講座では、教会と世俗権力の関係を多面的に検討することとしたい。中世史料、DVDなどの画像を適宜使用する。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/23(水) 中世ヨーロッパの権力構造の基本的性格
第2回 2019/10/30(水) 中世のキリスト教会の組織と階層秩序
第3回 2019/11/ 6(水) 高位聖職者の叙任をめぐる教皇と王権の闘争
第4回 2019/11/13(水) 中世社会の発展と修道院
第5回 2019/11/20(水) 王の聖別儀礼、騎士叙任、臣従儀礼と教会
第6回 2019/11/27(水) 王権の拡大強化 と教皇権の衰退

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『西欧中世の社会と教会』(八坂書房)(ISBN:978-4896948882)
『中世教皇史』(八坂書房)(ISBN:978-4896949919)
『修道院の歴史』(創元社)(ISBN:978-4422203393)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 渡辺 節夫
肩書き 青山学院大学名誉教授
プロフィール 1947年山梨県生まれ。50年にわたり西洋中世の政治・経済・宗教をフランスを中心に総合的に研究。東京大学大学院修士課程(西洋史)修了後、専任教員として諸大学で教養教育と専門教育を担当。3回のフランス長期留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。
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