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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-05 / 日本史 / 学内講座コード:330219

聖地と山岳信仰 ー 日本文化の根源を探る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月 7日(木)~12月 5日(木)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・聖地とは何かを多面的に考える。
・日本の聖地と山岳信仰についての理解を深める。
・山の祭りと芸能を民衆文化の観点から考察する。
・山岳信仰を体系化した修験道と芸能の歴史を明らかにする。
・聖地の持つ歴史的役割を通して、日本文化の根源を考える。

【講義概要】
変化に富む自然に恵まれた日本列島には数多くの聖地がある。聖地の多くは山岳信仰を中核にすることが多い。日本の思想や哲学、祭りや芸能、演劇や音楽、美術や工芸、民俗芸能などの展開には、聖地と山岳信仰が大きな役割を果たしてきた。本講座は、聖地において山岳信仰の果たした歴史的役割を重視し、日本人の文化の根源にあるものを多面的にとらえ直す。世界遺産登録や文化財化、観光化が進む現代にあって、聖地と山岳信仰が持つ意義も併せて考えてみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2019/11/ 7(木) 国東六郷満山と宇佐:古代の宇佐八幡と国東半島の山岳信仰の歴史、国東の修正鬼会について考察する。
第2回 2019/11/14(木) 比叡山の歴史と修行:天台宗の聖地、比叡山の山岳仏教の歴史の変遷と千日回峰行の修行の実態を考察する。
第3回 2019/11/21(木) 奥三河の花祭と修験道:日本の神楽の精髄とされる花祭を中心として、修験と芸能の在り方を考える。
第4回 2019/11/28(木) 岩手の修験道と神楽:早池峰神楽と大乗神楽を中心として修験者を担い手とする芸能の実態と変遷を探る。
第5回 2019/12/ 5(木) 南九州の山岳信仰と神楽:九州山地の高千穂・椎葉・米良の神楽と山岳信仰を概観し、山の祭りと芸能を考察する。

備考

【ご受講に際して】
◆2019年度春学期講座「山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る」に引き続き、聖地と関連付けて広い観点から考察します。内容は重複しませんので、継続の方も改めてご受講いただけます。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『山岳信仰 ― 日本文化の根底を探る』(中公新書)(ISBN:978-4121023100)
参考図書
『女人禁制』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642055383)
『熊野と神楽 ー 聖地の根源的力を求めて』(平凡社)(ISBN:978-4582364521)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鈴木 正崇
肩書き 慶應義塾大学名誉教授
プロフィール 1949年生まれ。山岳信仰と修験道、祭祀や芸能の調査研究を1973年以来継続してきた。日本山岳修験学会会長、日本宗教学会常務理事、日本印度学仏教学会理事を務める。日本関係の著作に『山と神と人』『神と仏の民俗』『女人禁制』『山岳信仰』『熊野と神楽』。海外ではスリランカ、中国貴州省、南インドを調査地とする。
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