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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-01 / 日本史 / 学内講座コード:330203

6世紀のヤマト政権と東アジア

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(木)~12月 5日(木)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
54
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ヤマト政権の発展を国際関係から理解する。
・東アジアから日本史にアプローチする視点を身につける。
・古代の日朝関係の実態を客観的に捉える。

【講義概要】
6世紀初めに継体大王が即位して世襲王権が確立するとヤマト政権の歴史は新しい段階に入ります。この時期の国際関係は中国との外交を行なわず、朝鮮諸国との国際交流によって文明化を果たしたという特徴があります。そこにどのような歴史的意味があったのか、列島と半島の交流の実態と、それが倭国内の支配に及ぼした影響について東アジア的な視点をふまえながら考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 3(木) 栄山江流域をめぐる倭国と半島:六世紀初頭に朝鮮半島南西部の栄山江流域に前方後円墳が造営されます。列島独自の古墳である前方後円墳がなぜ朝鮮半島に造られたのか、継体朝の日朝関係をもとに読み解きます。
第2回 2019/10/17(木) 国際関係から見る磐井の乱:6世紀最大の内乱である磐井の乱とは、列島内対立だけではなく半島との交流をも前提とするものでした。磐井の乱の全貌はどのようなものだったのか、その意義を考えます。
第3回 2019/10/31(木) 仏教伝来:6世紀前半の欽明朝に列島に仏教が伝来します。外来宗教である仏教の役割は何だったのか、仏教が倭国に伝わった背景にどのような国際関係があったのか、分析します。
第4回 2019/11/21(木) 加耶滅亡とヤマト政権:朝鮮半島南部にあった小国群の加耶が6世紀半ばに滅亡します。それはヤマト政権にも大きな外交的インパクトを与えました。加耶の東アジアにおける意義と倭国の関わりについて考えます。
第5回 2019/12/ 5(木) 南朝文化圏と文明化:6世紀に倭国と中国の間に交流はありませんでした。しかし、それは中国の影響を受けなかったということではありません。この時期の文明化と国際交流の在り方について分析します。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日朝関係史』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642083089)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 河内 春人
肩書き 関東学院大学准教授
プロフィール 1970年東京生まれ。明治大学大学院博士後期課程退学。博士(史学、明治大学)。専門分野は、日本古代史、東アジア交流史。著書に、『東アジア交流史のなかの遣唐使』(汲古書院)、『日本古代君主号の研究』(八木書店)、『倭の五王』(中公新書)、『日朝関係史』(共著、吉川弘文館)など。
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