講座詳細情報
申し込み締切日:2019-11-28 / 政治 / 学内講座コード:230715
英国離脱問題とEUの現状
- 開催日
- 11月30日(土)~11月30日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~18:00 ※途中休憩をはさみます。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 8,910円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,246円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「欧州統合とは何か」について理解する
・「イギリスは、なぜEUから離脱しようとするのか」「イギリスのEU離脱は、EUそして日本にとって何を意味するのか」を考察する
【講義概要】
1950年代のEC設立によって始まった欧州統合は、1990年代にはECを包摂するEUを誕生させ、さらに2000年代初頭には、共通通貨ユーロの導入を達成した。しかし、2009年のギリシャ債務危機に端を発するユーロ危機以降、2015年の難民危機を経て、2016年にはイギリスがEU離脱を国民投票で決定するに至った。しかし、イギリスのEU離脱は難航し、現在まで、離脱は実現しておらず、イギリス政界の混迷のみ目立つ。イギリスを含むヨーロッパでは、何が起きているのか、日本からは理解しにくいこれらの現象にアプローチし、日本にとっての意味を読み解く。
なお講義は、概ね3部構成で行う。第一に、欧州統合とはどのようなアイデアであり、現在、どのような段階にあるのかを概観する。第二に、英国のEU離脱に焦点を合わせ、この時期になぜイギリス国民がこのような選択を行ったのかを解説する。そして第三に、英国の離脱に直面したEUは、今後どのような方向に向かい、そのことは、日本にとって何を意味しているのかを考える。
・「欧州統合とは何か」について理解する
・「イギリスは、なぜEUから離脱しようとするのか」「イギリスのEU離脱は、EUそして日本にとって何を意味するのか」を考察する
【講義概要】
1950年代のEC設立によって始まった欧州統合は、1990年代にはECを包摂するEUを誕生させ、さらに2000年代初頭には、共通通貨ユーロの導入を達成した。しかし、2009年のギリシャ債務危機に端を発するユーロ危機以降、2015年の難民危機を経て、2016年にはイギリスがEU離脱を国民投票で決定するに至った。しかし、イギリスのEU離脱は難航し、現在まで、離脱は実現しておらず、イギリス政界の混迷のみ目立つ。イギリスを含むヨーロッパでは、何が起きているのか、日本からは理解しにくいこれらの現象にアプローチし、日本にとっての意味を読み解く。
なお講義は、概ね3部構成で行う。第一に、欧州統合とはどのようなアイデアであり、現在、どのような段階にあるのかを概観する。第二に、英国のEU離脱に焦点を合わせ、この時期になぜイギリス国民がこのような選択を行ったのかを解説する。そして第三に、英国の離脱に直面したEUは、今後どのような方向に向かい、そのことは、日本にとって何を意味しているのかを考える。
備考
【ご受講に際して】
◆世界情勢の変化によって、講座内容が変更になることがあります。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『英国のEU離脱とEUの将来』(日本評論社)(ISBN:978-4-535-58735-9)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆世界情勢の変化によって、講座内容が変更になることがあります。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『英国のEU離脱とEUの将来』(日本評論社)(ISBN:978-4-535-58735-9)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 須網 隆夫 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1954年生まれ。東京大学法学部、カトリックルーヴァン大学大学院卒。EU法、国際経済法専攻。日本EU学会元理事長、日本国際経済法学会理事長、経団連21世紀政策研究所研究主幹。主な著訳書等:『ヨーロッパ経済法』(新世社、1997年)、共編著『英国のEU離脱とEUの未来』(日本評論社、2018年)など。 |