大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の類似性と相違の双方を学ぶ。
・「聖書」と「コーラン」の読み方を身につける。
・現代の世界情勢の背後にある諸宗教の考え方の違いを理解しつつ、宗教間の対話の可能性を探る。

【講義概要】
三大一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の類似性と相違の双方を丁寧に学びます。この秋講座では、「宗教間対話」をキーワードに、三大一神教の相互関係を詳しく探求していきます。三大一神教を理解することは、現代の世界情勢や世界史を理解するためにも不可欠です。三つの一神教を比較しながら学ぶことによって、それぞれの宗教について別々に学んでいるのでは見えてこない様々なことが見えてきやすくなります。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/10(木) 三大一神教とは
第2回 2019/10/17(木) 現代世界における宗教間の相克
第3回 2019/10/24(木) 宗教間対話の理論と実践(1)
第4回 2019/11/14(木) 宗教間対話の理論と実践(2)
第5回 2019/11/21(木) ユダヤ教とキリスト教の対話(1)
第6回 2019/11/28(木) キリスト教とイスラム教の対話(1)
第7回 2019/12/12(木) まとめ

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	山本 芳久
肩書き	東京大学准教授
プロフィール	東京大学大学院准教授。1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は、哲学・倫理学・キリスト教学。博士(文学)(東京大学)。著書に『トマス・アクィナス　理性と神秘』（岩波新書、2017年、サントリー学芸賞受賞）、『トマス・アクィナス　肯定の哲学』（慶應義塾大学出版会、2014年）等。