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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-09-29 / 日本史 / 学内講座コード:230220

アジア太平洋戦争の経験と戦後日本の戦争観

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(火)~12月10日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・満州事変に始まる15年戦争の経験と敗戦・占領下の変革が戦後日本に独特の戦争観を生みだした。その戦争観がその後どのように推移し、今日に至ったのかを探る。

【講義概要】
前半では、近年の占領史・東京裁判研究などの成果を紹介しつつ、占領政策および東京裁判・BC級戦犯裁判などの戦争責任追及と、占領政策の転換による講和条約の特徴を確認し、併せて占領と裁判に対する国民の受け止め方に留意して検討する。後半では、占領期~1950年代に対立する戦争観が形成され、1960年代以降の変遷を経て今日の状況に至る過程を、論壇での戦争責任論議や対抗的な諸運動とともに、数多くの戦争体験記に注目して検討する。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 占領政策と戦争責任の追及
第2回 2019/10/ 8(火) 東京裁判の概要と特徴
第3回 2019/10/15(火) BC級戦争犯罪裁判とその特徴
第4回 2019/10/29(火) 占領政策と戦犯裁判の受け止め方
第5回 2019/11/ 5(火) 占領政策の転換と講和条約および戦犯釈放運動
第6回 2019/11/12(火) 敗戦・占領期の戦争認識
第7回 2019/11/19(火) 1950年代の戦争責任論と戦争体験記
第8回 2019/11/26(火) 高度経済成長期以降の戦争認識(1960~70年代)
第9回 2019/12/ 3(火) 戦争責任論・戦後補償請求運動の高まりと多様な戦争体験記(1980~90年代)
第10回 2019/12/10(火) 戦争認識をめぐる近年の状況(1990年代末~現在)

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日本人の戦争観(吉田裕著)』(岩波書店)(ISBN:4-00-603107-7)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 北河 賢三
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 日本近現代史、とくに戦前・戦後の社会・思想・文化史を研究。主な編著書:『戦後の出発』(青木書店、2000)、『戦争と知識人』(山川出版社、2003)、『戦後史のなかの生活記録運動』(岩波書店、2014)、『触発する歴史学』(共編、日本経済評論社、2017)。
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