大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・身体の動きのしくみを科学的に理解する。
・脳・脊髄の神経系と筋のつながりを理解する。
・心も体も健康に歳を重ねる。

【講義概要】
加齢(老い)という避けることのできない状況を受け止め対処するために、高齢においても心と体を健やかに保てる身体運動を4回にわたり紹介します。特に、ストレッチ、初動負荷理論・トレーニング、太極拳・気功を取り上げ、これらの意義と特徴、類似点などを、ハウツー(どのように行うか)ばかりでなく、「なぜそれらの動作が有効なのか」を科学的に裏付けてお話します。
ニューロメカニクス(神経生理学とバイオメカニクスを組み合わせ、ヒトの動きの仕組みを総合的に研究する新しい学問領域)の研究を行ってきた講師が、画像や動画など分かりやすい資料をもとに、やさしく解説します。
さらに、これらの身体運動が老化を防ぎ健康寿命の延伸につながることをお話します。生活の中に無理のない運動を取り入れて、健康で生きがいのある老いを目指しましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/10(木) なぜストレッチか？
第2回 2019/10/17(木) 中高年者にも効果的な「初動負荷トレーニング」とは
第3回 2019/10/24(木) 太極拳・気功の特性
第4回 2019/10/31(木) 心も体も健康に歳を重ねるために

【ご受講に際して】
◆お席で動作の確認をしていただくこともありますが、受講生の方が実際に講座中にトレーニングや太極拳を行う講座ではございません。
◆補講は11月7日を予定しています。
◆講義内容は2018年度とほぼ同じです。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	鈴木 秀次
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	1946年香川生まれ。早稲田大学教育学部卒業、ワシントン大学大学院修士課程修了、身体運動の神経制御機構を研究。千葉大学医学部から医学博士授与。専門は、身体運動のしくみをニューロメカニクスの観点から研究し、超高齢社会に対応する人間性の回復、快適な生活を送るための身体運動を自ら実践しながら研究している。