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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-03 / 日本史 / 学内講座コード:130238

無形文化財 1300年代の茶の形「茶香」 日本に唯一残る闘茶

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 5日(土)~10月 5日(土)
講座回数
1回
時間
11:00~15:30(予定)
講座区分
1回もの 
入学金
8,000円
受講料
13,373円
定員
20
その他
ビジター価格 14,710円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講義概要】
無形文化財保存に協力する講座です。
茶道が日本文化として定着していく中で、時代によってさまざまな形のお茶の戴き方がありました。1300年代に都で流行した『闘茶』も茶道史を語るうえでとても大切なことの一つです。『闘茶』とは、何種類かの産地の違うお茶を飲み当てるいわばゲームです。闘茶が行われる場所を「会所」といい、その部屋には沢山の唐物・掛軸・珍品などが所狭しと並べられています。それらは最も多く産地を飲み当てた人に与えられる褒賞品となります。現在はお茶香(講)という名称で継承されていますが、内容は闘茶そのものです。先人たちが辿った茶の道を、体験を通して学んで戴き、その時代に思いを馳せて戴きたく思います。
1200年代建仁寺の開祖栄西禅師により、茶が将来され禅が定着いたします。
当時の茶は薬効を期待しての茶でした。
1300年代になると茶も様々な様式があらわれます。その一つに、『闘茶』という何種類かの産地の違うお茶を飲みあて、一番多く当てた人には唐物などが戴けるという、いわばゲームが貴族や武将の間で流行しました。お茶は嗜好品としても飲まれはじめたことがわかります。
1333年、京都、鎌倉の大通りには五・七調の歌で都で流行るものが風刺として看板に掲げられ、その中には『闘茶』の文字もみられました。その『闘茶』のかたちが今も受け継がれている日本唯一の場所が群馬県中之条にあります。「お茶香(講)」という名で、無形文化財として保存されています。お茶の歴史の中で現在に繋がる大切な文献です。1300年代の『闘茶』の楽しみを味わって戴きます。
テーマ1『お茶香』についてのおはなし。保存会代表
テーマ2『闘茶』についての講義。講師・山崎仙狹
テーマ3体験・実技「お茶香の体験」

備考

【ご受講に際して】
◆現地11時講座開始、15時30分ごろ解散予定。詳細は9月下旬に書面にてご案内いたします(会場はJR吾妻線中之条駅からタクシーで15分程度です。送迎バスも用意しています)。
◆運行ダイヤの都合により、講座時間が変更になる場合がございます。後日お送りする書面にてご確認ください。
◆昼食代は含まれています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 山崎 仙狹
肩書き 禅茶・茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 禅茶一心・茶禅一味「禅茶・仙狹會」主。「早稲田大学禅茶・仙狹會」会長(受講生を中心とした会)。禅と茶と基に日本独自の茶の道「わび茶」が誕生。茶は仏法の中にあり、その心は正直に慎み深くおごらぬ様生きることである「わび茶」の中には香・華・庭・菓子なども含む日本の総合文化を伝承する。「日本文化学」を各大学・専門学校・仙狹道場にて日本茶道の原点「わび茶」「養う花を生ける」ことを指南。和装着装講師。
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