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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-03 / 文学 / 学内講座コード:130104

漱石文学の世界

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 5日(土)~11月30日(土)
講座回数
8回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
60
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・漱石の魅力をさまざまな角度から明らかにしていきます。
・漱石と関連する文学者にも幅広く眼を注ぎ、漱石を立体的に考えます。
・漱石の名作をていねいに跡付け、その意味を明らかにしていきます。

【講義概要】
今年の春学期では、早稲田南町に転居してから『三四郎』を書くまでの時期を扱いましたが、それに引き続きこの秋学期では、『それから』執筆から満韓旅行を経て『門』を書き終える時期までを扱いたいと思います。小説の技法において、どういう成熟がみられたのでしょうか。満韓旅行の意味は何だったのでしょうか。あわせて、『門』執筆後の胃潰瘍の発病、そして生涯の転機ともなった「修善寺の大患」についても考えたいと思います。手元に「全集」や文庫本をおいて、作品に親しみながら聞いていただけると、ありがたく存じます。(企画・中島国彦早稲田大学名誉教授)

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 5(土) 矛盾する存在・代助―『それから』―
第2回 2019/10/12(土) 『それから』と近代日本
第3回 2019/10/19(土) 『それから』と近代日本
第4回 2019/10/26(土) 「満韓ところどころ」を読むー行楽の満州
第5回 2019/11/ 9(土) 『門』をどう読むか
第6回 2019/11/16(土) 『門』をどう読むか
第7回 2019/11/23(土) 『門』をどう読むか
第8回 2019/11/30(土) 修善寺の大患

備考

【ご受講に際して】
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳』(大修館書店)など。
名前 石原 千秋
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1955年、東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士後期課程中退(文学修士)。東横学園女子短期大学助教授、成城大学教授を経て、現職。著書『漱石と三人の読者』(講談社現代新書)、『『こころ』で読みなおす漱石文学』(朝日文庫)、『漱石入門』(河出文庫)、 『漱石はどう読まれてきたか』(新潮選書)など。
名前 藤尾 健剛
肩書き 大東文化大学教授
プロフィール 1959年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。香川大学助教授をへて、現職。著書に、『夏目漱石の近代日本』(勉誠出版)、『川端康成 無常と美』(翰林書房)がある。
名前 藤井 淑禎
肩書き 立教大学名誉教授
プロフィール 愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学卒業。立教大学大学院博士課程満期退学。専門は日本近代文学・文化。著書に、『清張 闘う作家』(ミネルヴァ書房)、『名作がくれた勇気』(平凡社)などがある。
名前 長島 裕子
肩書き 秀明大学客員教授、早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院修士課程修了。現在、秀明大学客員教授・早稲田大学講師。専門分野は日本近代文学。著書に、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『文章の達人 家族への手紙4 夫より妻へ』(編著、ゆまに書房)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)がある。
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