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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-07-06 / 世界史 / 学内講座コード:320316

イスラーム陶器の美を探る 美術の眼と科学の眼

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 8日(月)~ 8月26日(月)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
24
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講義概要】
本講義は、美術領域でもっぱら語られるイスラーム陶器論に、歴史考古学の視点を加えつつ、科学からのアプローチを中心に据える試みである。中東遺跡の発掘遺物や美術コレクション研究に携わってきた講師と、先端技術を用いてテクノロジーを紐解く若手科学研究者が連携した講座となっている。古代から連綿と続いたやきものづくりの歴史を紐解きながら、広い交流圏をもったイスラーム世界の中での技術と社会的側面を明らかにしていく。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/ 8(月) エジプトにおけるやきもの作りの系譜
第2回 2019/ 7/22(月) 最初期のイスラーム多彩釉陶器の登場背景
第3回 2019/ 7/29(月) イスラーム陶器産業の発展と陶器窯
第4回 2019/ 8/ 5(月) ラスター彩陶器に見る技術の移転と革新
第5回 2019/ 8/19(月) イスラーム多彩釉陶器の陶芸技術を科学する
第6回 2019/ 8/26(月) 科学の目で視た中世イスラームの技術革新

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『魅惑のペルシア陶器(2007)、煌めきのペルシア陶器(2008)、海を渡ったペルシア陶器(2010)』(中近東文化センター附属博物館)
『世界陶磁全集 第21巻』(小学館)(ISBN:978-4096410219)三上次男 編
『岩波 世界の美術 イスラーム美術』(岩波書店)(ISBN:978-4000089258)ジョナサン・ブルーム 著
『やきものから先進セラミックスへ:セラミックス概論基礎編』(内田老鶴圃)(ISBN:978-4753653157)加藤誠軌 著

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 長谷川 奏
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1958年愛知県生まれ。考古学者。専門は古代末期~初期イスラーム時代の物質文化研究。早稲田大学総合研究機構客員教授、文学博士。著書に『初期イスラーム文化形成論―エジプトにおける技術伝統の終焉と創造』(中央公論美術出版)、『地中海文明史の考古学―エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)等がある。
名前 岡野 智彦
肩書き 青山学院大学講師
プロフィール 2014年まで中近東文化センター附属博物館で30年、学芸員・研究員として勤務。エジプトのイスラーム時代の遺跡の発掘調査やイランの遺跡調査に参加。専門はイスラーム時代の中近東窯業史と東西交渉史。現在は青山学院大学で非常勤講師として講義をしている。
名前 村上 夏希
肩書き 青山学院大学講師
プロフィール 福島生まれ。博士(文化財、東京藝術大学)専門分野は、文化財科学。青山学院大学で文化財科学の非常勤講師を担当。主な論文として『フスタート遺跡採集白磁のラスター彩風装飾に関する材質調査』(貿易陶磁研究38)、『自然科学的手法によるイスラーム文化形成期の技術革新の解明』(イスラーム地域研究ジャーナル10)がある。
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