講座詳細情報
申し込み締切日:2019-07-16 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:120337
異文化コミュニケーションの文化人類学
- 開催日
- 7月18日(木)~ 8月22日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・コミュニケーションにはたらく諸要素を把握する。
・コミュニケーションにおける文化的背景の重要性について理解する。
【講義概要】
人間にとって最も根本的な営みである「対面的コミュニケーション」には、言語だけでなく、さまざまな非言語的要素(身体の動き、装い、時間や空間など)がはたらいています。それらの非言語的要素が思わぬ意味を相手に伝えていることも少なくありません。対面的コミュニケーションについては、文化人類学、心理学、言語学、社会学、比較動物行動学、異文化コミュニケーション研究など、幅広い分野で扱われてきました。文化人類学とその関連領域においては、『沈黙のことば』や『かくれた次元』で知られるE.T.ホール、『菊と刀』のルース・ベネディクトなどをはじめとした、数多くの興味深い研究が見られます。異文化接触の機会がふえる中で、ことばの面に加えて、コミュニケーションにおける非言語的要素や文化背景の問題は、ますます身近で重要なものとなっています。この講座では、さまざまな文化の実例に関する映像・音声資料なども用いながら、意外に複雑な対面的コミュニケーションの読み解き方を探ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/18(木) 対面的コミュニケーションの仕組み
第2回 2019/ 7/25(木) 身体の動きを読み解く―ジェスチャーから姿勢まで
第3回 2019/ 8/ 1(木) 装いが語るもの―衣服、化粧から身体彩色まで
第4回 2019/ 8/ 8(木) 時間と空間―E.T.ホールの視点
第5回 2019/ 8/22(木) コミュニケーションと文化
・コミュニケーションにはたらく諸要素を把握する。
・コミュニケーションにおける文化的背景の重要性について理解する。
【講義概要】
人間にとって最も根本的な営みである「対面的コミュニケーション」には、言語だけでなく、さまざまな非言語的要素(身体の動き、装い、時間や空間など)がはたらいています。それらの非言語的要素が思わぬ意味を相手に伝えていることも少なくありません。対面的コミュニケーションについては、文化人類学、心理学、言語学、社会学、比較動物行動学、異文化コミュニケーション研究など、幅広い分野で扱われてきました。文化人類学とその関連領域においては、『沈黙のことば』や『かくれた次元』で知られるE.T.ホール、『菊と刀』のルース・ベネディクトなどをはじめとした、数多くの興味深い研究が見られます。異文化接触の機会がふえる中で、ことばの面に加えて、コミュニケーションにおける非言語的要素や文化背景の問題は、ますます身近で重要なものとなっています。この講座では、さまざまな文化の実例に関する映像・音声資料なども用いながら、意外に複雑な対面的コミュニケーションの読み解き方を探ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/18(木) 対面的コミュニケーションの仕組み
第2回 2019/ 7/25(木) 身体の動きを読み解く―ジェスチャーから姿勢まで
第3回 2019/ 8/ 1(木) 装いが語るもの―衣服、化粧から身体彩色まで
第4回 2019/ 8/ 8(木) 時間と空間―E.T.ホールの視点
第5回 2019/ 8/22(木) コミュニケーションと文化
備考
【ご受講に際して】
◆補講は8月29日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆補講は8月29日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 加原 奈穂子 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 岡山県生まれ。専門分野は文化人類学・民俗学。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を経て、現在、早稲田大学、東京芸術大学、明治大学などで教壇に立つ。2006年度岡山民俗学会賞受賞。共著に『桃太郎は今も元気だ』、『珊瑚の文化誌』(第28回寺田寅彦賞)、翻訳書に『アメリカの空へ』などがある。 |