大学公開講座のセカンドアカデミー

【講義概要】
明治維新によって近代化が一気に進み、欧米列強に肩を並べる域にまで達しました。明治維新は一般に日本の発展の礎となった歴史的慶事として極めて高く評価されてきました。しかし、その物質的、精神的な負の遺産について語ることは半ばタブー視されてきました。本講座では明治維新はなぜ起こったのか、どういう歴史的事実だったのか、どんな功罪を残したのか、などについて客観的視点から検討し、その真実を浮き彫りにしたいと思います。とくに神仏分離、それに伴う廃仏毀釈などの宗教政策については詳しく解説したいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) 明治維新とは何か？
第2回 2019/ 4/17(水) 維新政府の政策
第3回 2019/ 5/ 8(水) 神仏分離政策
第4回 2019/ 5/15(水) 維新政府の宗教政策(1)
第5回 2019/ 5/29(水) 維新政府の宗教政策(2)
第6回 2019/ 6/12(水) 維新政府の宗教政策(3)
第7回 2019/ 6/19(水) 明治維新の功罪

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	瓜生 中
肩書き	文筆家
プロフィール	1954年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了(東洋哲学専攻)。仏教・神道・日本思想の研究、執筆活動を行い現在に至る。著書に『古寺社巡りの愉しみ』(ベストセラーズ)、『古建築の見方・楽しみ方』(PHP研究所)、『知っておきたい日本の神話』(角川学芸出版)、『仏教入門』(大法輪閣)など多数ある。