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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-20 / 世界史 / 学内講座コード:310320

「12世紀ルネサンス」の旅 ― ファラオ、地中海、イスラーム文化を巡る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月22日(月)~6月24日(月)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
24
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「12世紀ルネサンス」という考え方の歴史的意義を確認する。
・ファラオ、地中海、イスラーム文化と続く重層構造を考える。
・長大な時間軸の中で形成された知と西欧文化の繋りを紐解く。

【講義概要】
本講座は「12世紀ルネサンス」という考え方の視点に立って、ファラオ、地中海、イスラーム文化と続く文明史を探訪する考古学の旅である。古代オリエントの神権社会で生み出された知が、地中海文明と触れ合うことで、どのように形を変え、それがさらにイスラームにまで受け継がれていくか(あるいは失われていくか)を考えることを主題として、最終的には西欧文明との繋がりを考える。受講生が実際に現地を旅行で訪れる際のチェックポイントもアドバイスする。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/22(月) 総論 ―「12世紀ルネサンス」とはどのような考え方か
第2回 2019/ 5/13(月) ファラオの文明とその特質1 ― 神権社会の知のかたちを考える
第3回 2019/ 5/20(月) ファラオの文明とその特質2 ― 多神教信仰と祭儀、支配者層の墓地
第4回 2019/ 5/27(月) 地中海文明とその特質1 ― 自然学から哲学と倫理学、そして精密科学へ
第5回 2019/ 6/ 3(月) 地中海文明とその特質2 ― 学術の都アレクサンドリアと都市のつくり
第6回 2019/ 6/10(月) イスラーム文明とその特質1 ― 経済活動と相互扶助の精神、都市景観の特徴
第7回 2019/ 6/17(月) イスラーム文明とその特質2 ― ギリシア科学の遺産とアルハンブラ宮殿の美の作られかた
第8回 2019/ 6/24(月) まとめ ―「知の系譜」と西欧文明

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『十二世紀ルネサンス ― 西欧世界へのアラビア文明の影響』(岩波書店)(ISBN:978-4000042123)伊東俊太郎 著
『知識革命の系譜学 ― 古代オリエントから17世紀科学革命まで』(岩波書店)(ISBN:978-4000238267)大出晁 著
『イスラームの生活と技術』(山川出版社)(ISBN:978-4634341708)佐藤次高 著
『図説 地中海文明史の考古学 ― エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)(ISBN:978-4779120169)長谷川奏 著

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 長谷川 奏
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1958年愛知県生まれ。考古学者。専門は古代末期~初期イスラーム時代の物質文化研究。早稲田大学総合研究機構客員教授、文学博士。著書に『初期イスラーム文化形成論―エジプトにおける技術伝統の終焉と創造』(中央公論美術出版)、『地中海文明史の考古学―エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)等がある。
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