講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-10 / 日本史 / 学内講座コード:310203
ワカタケル大王(雄略)からヲホド大王(継体)へ
- 開催日
- 4月12日(金)~6月21日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 54
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・5世紀後半から6世紀初頭までの王位継承の実態の解明
・継体大王即位の歴史的必然性の解明
・『記紀』に記さない二人の大王の存在の解明
【講義概要】
5世紀半ばの允恭大王の死後、王位継承問題や大和の有力在地土豪との関係をめぐって大和政権は政治的な混乱に陥り、20年近くもの間、畿内では一種の内乱状態が続いたとみられます。この非常事態を鎮圧し、専制君主として君臨したのが雄略(ワカタケル)大王ですが、彼が武力でライバルとなる王族や豪族たちを葬り去ったため、その死後、対抗勢力が息を吹き返し、政治は再び乱れます。彼の王統は断絶し、履中大王の子であったイチノベノオシハ王の王統に王位が移りますが、それも長続きせず、6世紀初頭には応神大王の五世孫と称する継体(ヲホド)大王が前王統の王女と結婚し、王位を継承します。今回の講義では、この間の複雑な王位継承の実態解明を進める予定です。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/12(金) ヲアサツマノワクゴノスクネ(允恭)大王死後の政情
第2回 2019/ 4/19(金) 允恭系王統と葛城の在地土豪(「葛城氏」)の対立
第3回 2019/ 4/26(金) イチノベノオシハ王の即位の可能性
第4回 2019/ 5/10(金) ワカタケル大王の即位と軍事的専制王権の成立
第5回 2019/ 5/17(金) 雄略系王統の断絶とイヒトヨ女王の即位
第6回 2019/ 5/24(金) オケ・ヲケ二王の物語とオホシ(仁賢)大王の即位
第7回 2019/ 5/31(金) 隅田八幡神社人物画像鏡銘の解釈をめぐって
第8回 2019/ 6/ 7(金) 『上宮記』逸文より見たワカヌ(ノ)ケフタマタ王家の性格
第9回 2019/ 6/14(金) ワカヌ(ノ)ケフタマタ王家のヲホド大王の即位と前王統との関係
第10回 2019/ 6/21(金) 継体系王統の王位継承候補者たち
・5世紀後半から6世紀初頭までの王位継承の実態の解明
・継体大王即位の歴史的必然性の解明
・『記紀』に記さない二人の大王の存在の解明
【講義概要】
5世紀半ばの允恭大王の死後、王位継承問題や大和の有力在地土豪との関係をめぐって大和政権は政治的な混乱に陥り、20年近くもの間、畿内では一種の内乱状態が続いたとみられます。この非常事態を鎮圧し、専制君主として君臨したのが雄略(ワカタケル)大王ですが、彼が武力でライバルとなる王族や豪族たちを葬り去ったため、その死後、対抗勢力が息を吹き返し、政治は再び乱れます。彼の王統は断絶し、履中大王の子であったイチノベノオシハ王の王統に王位が移りますが、それも長続きせず、6世紀初頭には応神大王の五世孫と称する継体(ヲホド)大王が前王統の王女と結婚し、王位を継承します。今回の講義では、この間の複雑な王位継承の実態解明を進める予定です。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/12(金) ヲアサツマノワクゴノスクネ(允恭)大王死後の政情
第2回 2019/ 4/19(金) 允恭系王統と葛城の在地土豪(「葛城氏」)の対立
第3回 2019/ 4/26(金) イチノベノオシハ王の即位の可能性
第4回 2019/ 5/10(金) ワカタケル大王の即位と軍事的専制王権の成立
第5回 2019/ 5/17(金) 雄略系王統の断絶とイヒトヨ女王の即位
第6回 2019/ 5/24(金) オケ・ヲケ二王の物語とオホシ(仁賢)大王の即位
第7回 2019/ 5/31(金) 隅田八幡神社人物画像鏡銘の解釈をめぐって
第8回 2019/ 6/ 7(金) 『上宮記』逸文より見たワカヌ(ノ)ケフタマタ王家の性格
第9回 2019/ 6/14(金) ワカヌ(ノ)ケフタマタ王家のヲホド大王の即位と前王統との関係
第10回 2019/ 6/21(金) 継体系王統の王位継承候補者たち
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 加藤 謙吉 |
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肩書き | 放送大学兼任講師 |
プロフィール | 1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本古代豪族研究(日本古代史)。著書に『大和政権とフミヒト制』(吉川弘文館)、『ワニ氏の研究』(雄山閣)などがある。 |