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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-08 / 文学 / 学内講座コード:310102

『日本書紀』を読む 巻第十四・雄略紀(前半部)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(水)~5日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
40
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。

【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第十四・雄略天皇条(前半部)を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第十三・安康天皇条を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』『風土記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) 『日本書紀』巻第十三・安康紀までの各天皇条の概要 / 巻第十四・雄略紀(即位前紀):系譜、眉輪王による安康天皇殺害、市辺押磐皇子ら兄弟の惨殺
第2回 2019/ 4/24(水) 巻第十四・雄略紀:即位と宮都、皇妃皇子女、童女君の一夜孕み、百済の池津媛と石川(河)楯の処刑、吉野宮行幸、宍人部の貢上、栲幡皇女の自殺
第3回 2019/ 5/ 8(水) 巻第十四・雄略紀:葛城山における一言主神との問答、吉野の蜻蛉、葛城山での狩猟、百済・軍君の来朝、泊瀬の山讃め、后に対する蚕飼養の勧奨、少子部蜾蠃と「少子部」姓の由来、三諸岳の大蛇
第4回 2019/ 5/22(水) 巻第十四・雄略紀:吉備臣、吉備稚媛の喚上と田狭・弟君の反逆、樟媛の忠義、今来の才伎、新羅救援、高麗軍の撃破、凡河内直香賜の誅殺、新羅征討
第5回 2019/ 6/ 5(水) 巻第十四・雄略紀:埴輪馬、鳥養部の充実、川瀬舎人の設置、呉国への使者、木工闘鶏御田による楼閣建立、歯田根命と采女の姦通、文石小麻呂の誅殺、木工猪名部真根の赦免、根使主の悪事露見

備考

【ご受講に際して】
◆2018年度冬学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(三)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000434)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小林 真美
肩書き 東京理科大学講師、古事記学会理事
プロフィール 1976年山梨県生まれ。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『古事記 日本書紀に出てくる謎の神々』(同・新人物往来社)等がある。
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