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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-09 / 日本史 / 学内講座コード:110222

明治維新の歴史を比較・考察する 国民形成と西洋化の歴史でいいのか?

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(木)~6月20日(木)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・明治維新の歴史は明快な国民国家形成の歴史だけでなければ、西洋化・文明化の歴史だけでもないことを理解しましょう
・世間一般に知られる歴史は、特定の権力や価値観によって都合良く語られたものであることに気づきましょう
・価値観が多様化した現在でも、なぜ一部の人々は明治維新の歴史に固執するのか考えてみましょう

【講義概要】
私たちは、明治維新によって日本は近代化を達成し、国民国家を成立させたと教えられてきました。そうした評価にはさまざまな批判があり、都合良く語られる一面的なものにすぎないことは明白です。多くの日本人が明治維新の歴史を、幕末の歴史(とその後の歴史)とみなしがちなことはその典型です。幕末と明治初年を通貫する話題を対比しながらとりあげ、連続・非連続といった理解ではなく、いかに「変貌」しながら明治国家の形成につながったのか講義していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/11(木) ガイダンス
第2回 2019/ 4/18(木) 幕末維新史概観
第3回 2019/ 4/25(木) 開国
第4回 2019/ 5/ 9(木) 通商・貿易・開港場・外国人居留地
第5回 2019/ 5/16(木) インフラ政策
第6回 2019/ 5/23(木) 西洋知識の導入をめぐって1
第7回 2019/ 5/30(木) 西洋知識の導入をめぐって2
第8回 2019/ 6/ 6(木) 国内社会の西洋受容をめぐって
第9回 2019/ 6/13(木) 軍事制度の導入をめぐって
第10回 2019/ 6/20(木) 日本がめざしたもの

備考

【ご受講に際して】
◆何でもかまいませんが、事前に、歴史学者によって書かれた概説書や通史の一読をお勧めします。
◆学校などで習った歴史解釈とは大きく異なる内容なので、先入観なく受講されることを期待します。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『明治維新の国際舞台』(有志舎)(ISBN:978-4903426891)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 駒澤大学・明星大学講師ほか
プロフィール 1966年生まれ。博士(史学)。明治維新史専攻。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。駒澤大学・明星大学講師ほか。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)。
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