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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-06 / 日本史 / 学内講座コード:110216

仮名古筆を読む、味わう

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月8日(月)~6月24日(月)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・古筆鑑賞の基礎知識を学び、展覧会や刊行物等で接する古筆作品の価値、筆者、書写年代等を正しく理解できるようになること
・変体仮名の読みの練習を毎週行い、比較的読みやすい和歌懐紙や短冊等をなんとか読める程度に至ること
・内容伝達の用具である文字にも、美しいとか、そうでもないと感じる、かたち(書様)があることを理解すること

【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語などの仮名書きの写本を古筆といいます。この講座では、古筆に用いられる変体仮名の読み方を習得しながら、古筆鑑賞に必要な約束事、古筆を見る時の注目点、平安~室町まで、時代によって変遷する仮名のかたち(書様)とその背景など、古筆鑑賞の基礎知識を学びます。変体仮名の読みの習得には、大きな字で記された入門用のテキストを用意しますので、全くの初心者という方でも受講できます。今までのこの講座の履修者のほとんどの方が目標(「なんとか読める」)を達成しています。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 8(月) リファレンス“古筆とはどういうものか”
第2回 2019/ 4/15(月) 仮名古筆を見る時の注目点
第3回 2019/ 4/22(月) 古筆の様々な鑑賞形態
第4回 2019/ 5/13(月) 古筆鑑賞の約束事
第5回 2019/ 5/20(月) 各時代の古筆と書様(平安時代)
第6回 2019/ 5/27(月) 各時代の古筆と書様(鎌倉~南北朝時代)
第7回 2019/ 6/ 3(月) 各時代の古筆と書様(南北朝~室町時代前期)
第8回 2019/ 6/10(月) 各時代の古筆と書様(室町時代後期)
第9回 2019/ 6/17(月) まとめ
第10回 2019/ 6/24(月) 古筆の実作品の見分、見学による実習

備考

【ご受講に際して】
◆期間中に少なくとも1回の展覧会見学か、早稲田大学中央図書館の貴重本室において、古筆の実作品に触れる機会を設けます(ただし展覧会の内容は未定です)。
◆展覧会見学の場合は入場料等の費用は別途実費ご負担となります。
◆毎時間、必ず変体仮名を読む練習をします。テキストと簡単な字典のコピーはこちらで用意しますが、ご自分で字典をお持ちの方はご持参下さい(参考図書参照)。
◆おおよその目安として入門レベルの方を対象とします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『必携古典籍・古文書料紙事典』(八木書店)(ISBN:978-4840620727)
『展覧会図録 開館五〇周年記念 時代を映す仮名のかたち』(公益財団法人 出光美術館)出光美術館ミュージアムショップにて購入可能
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(ISBN:978-4490103311)
『和歌と仮名のかたち─中世古筆の内容と書様─』(笠間書院)(ISBN:978-4305707338)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 実践女子大学研究推進機構研究員
プロフィール 東京都生まれ。博士(文学)。出光美術館学芸員、淑徳大学、早稲田大学非常勤講師を経て、実践女子大学研究推進機構研究員。中世の古筆資料の調査発掘活動を続ける。展覧会図録に『古筆手鑑』(出光美術館)、『時代を映す仮名のかたち』(出光美術館)。著書に『古筆への誘い』(共著)(三弥井書店)、『和歌と仮名のかたち』(笠間書院)
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