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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-01-09 / 政治 / 学内講座コード:340701

自由主義とポピュリズム ― 現代の社会をどうとらえるか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年1月11日(金)~2019年3月 1日(金)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
40
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・自由主義、民主主義、社会民主主義の原理的理解を深める。
・ポピュリズムの起源とその形成過程を理解する。
・今日の欧州、アメリカ、日本のポピュリズムの現状を理解し、その克服を考える。

【講義概要】
ポピュリズムの直接的起源は、大衆民主主義に求められるが、その遠因は民主主義にある。二〇世紀は、社会民主主義が主流を形成したが、その原理は曖昧であったため、近年その分裂が顕著になり、ポピュリズムに拍車をかけている。一方、自由主義陣営も「原理」を忘れ、大衆に迎合するような政策を採るようになり、ポピュリズムの動きに輪をかけている。講義では、こうしたポピュリズムを克服するにはどうすればよいかを考える。「大衆社会」、「民主主義」、「原理の問題」がキーワードである。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/11(金) ポピュリズムとは何か
第2回 2019/ 1/18(金) 自由主義:自由と価値の原理(ヒューム)
第3回 2019/ 1/25(金) 民主主義:原理なき思想(トクヴィル)
第4回 2019/ 2/ 1(金) 社会民主主義:曖昧な原理(ケインズ)
第5回 2019/ 2/ 8(金) 大衆民主主義:オルテガとアーレント
第6回 2019/ 2/15(金) 欧米の場合:社会民主主義の分裂
第7回 2019/ 2/22(金) 日本の場合:社民政党の不在と自民党支配
第8回 2019/ 3/ 1(金) ポピュリズムの克服:ハイエクとオークショット

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『民主政とポピュリズム』(筑摩書房)(ISBN:978-4480016683)
『欧州ポピュリズム』(ちくま新書)(ISBN:978-4480071422)
『戦前日本のポピュリズム』(中公新書)(ISBN:978-4121024718)
『ポピュリズムとは何か』(中公新書)(ISBN:978-4121024107)
『日本型ポピュリズム』(中公新書)(ISBN:978-4121017086)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 古賀 勝次郎
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1947年福岡県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(早稲田大学)。専門分野は、経済学、西洋思想史、比較社会思想。これまで主として西洋の自由主義を研究。著書に、『ハイエクと新自由主義』(行人社)、『ヒューム体系の哲学的基礎』(行人社)、『鑑の近代』(春秋社)などがある。
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