検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-02-06 / 日本史 / 学内講座コード:340218

映像で読む三島由紀夫

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年2月 8日(金)~2019年3月 1日(金)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・日本の伝統の復活を訴えて1970年に割腹自殺した作家、三島由紀夫の思想や時代への認識を、戦後の映像化された作品を通して考えます。
・三島は芸術性の高い純文学作品や戯曲ばかりでなく、エンターテインメントもたくさん書いて、映画化された作品は少なくありません。これらの作品を通して日本の「戦後」という社会の姿を振り返ります。
・あわせて戦後日本のメディアや社会が「三島」という才能をどう迎え、どう位置付けてきたかを問いかけます。

【講義概要】
21世紀の今も「三島由紀夫」の死は日本人にとっての大きな謎の一つです。その華々しい足跡を映画や舞台になった作品に求めて、「戦後」という時代とのかかわりをたどります。
(1)『炎上』(市川崑)
戦後初期の社会的事件から想を得た作品に何を語らせたのか。原作は『金閣寺』。
(2)『鹿鳴館』(劇団四季、浅利慶太)
明治日本の欧化政策の下の国粋主義者を戦後の占領体制に映した。
(3)『愛の渇き』(蔵原惟繕)
戦後の旧家一族を舞台に戦争未亡人と義父、使用人の青年との愛憎を描く。
(4)『春の雪』(行定勲)
絶筆の『豊饒の海』の第1部と第4部をつなぐ。輪廻思想など骨格が浮かぶ。

備考

【ご受講に際して】
◆各回資料を配付します。
◆できれば原作を読んで受講されると、より関心が深まると思われます(いずれも新潮文庫所収)。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 柴崎 信三
肩書き ジャーナリスト、獨協大学講師
プロフィール 1946年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、日本経済新聞社へ入社し、文化部長や論説委員を務めた。現在はジャーナリスト。獨協大学、白百合女子大学でメディア論などを講じる。著書に『絵筆のナショナリズム』(幻戯書房)、『〈日本的なもの〉とは何か』(筑摩書房)などがある。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.