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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-01-14 / 日本史 / 学内講座コード:340102

『日本書紀』を読む 巻第十二・履中紀~巻第十三・安康紀

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年1月16日(水)~2019年2月27日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
30
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。

【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第十二・履中天皇条から巻第十三・安康天皇条を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第十一・仁徳天皇条を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/16(水) 『日本書紀』巻第十一・仁徳紀までの各天皇条の概要 / 巻第十二・履中紀:立太子、黒媛との婚約、住吉仲皇子の反乱、大坂の少女、瑞歯別皇子の苦衷
第2回 2019/ 1/23(水) 巻第十二・履中紀:即位、阿曇連浜子の量刑、皇妃皇子女、磐余若桜宮の命名起源、国史の諸国設置、皇妃の薨去と神の祟り、立后、蔵部の建置、崩御 / 同・反正紀:諡の由来、即位と皇妃皇子女、宮都の造営、崩御
第3回 2019/ 1/30(水) 巻第十三・允恭紀:即位の辞退と受諾、立后と皇妃皇子女、病の完治、盟神探湯による氏姓の定まり
第4回 2019/ 2/20(水) 巻第十三・允恭紀:地震の初見、玉田宿禰の反逆と征討、弟姫(衣通郎姫)の召喚、皇后の嫉妬、恋歌の贈答、茅渟宮造営、藤原部の建置、赤石の真珠
第5回 2019/ 2/27(水) 巻第十三・允恭紀:木梨軽皇子と軽大娘皇女の密通、崩御、新羅弔問使の無実 / 同・安康紀:木梨軽皇子の自裁、即位と宮都、讒言による大草香皇子の殺害、眉輪王の天皇誅殺、陵墓

備考

【ご受講に際して】
◆2018年度秋学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(二)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000427)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小林 真美
肩書き 東京理科大学講師、古事記学会理事
プロフィール 1976年山梨県生まれ。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『古事記 日本書紀に出てくる謎の神々』(同・新人物往来社)等がある。
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