検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-01-09 / 日本史 / 学内講座コード:240224

地図と記号の歴史をたどる~明治近代測量から150年

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年1月11日(金)~2019年3月 1日(金)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
30
その他
ビジター価格 20,120円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・伊能忠敬から連続する明治以降の地図作りの進展について知識を得る。
・急速な近代化を迎えた日本の国土を表現するために整備された記号体系を学ぶ。
・民間の市街地図、鉄道時刻表等を題材に、地理分野の情報伝達の発展をたどる。

【講義概要】
明治政府に庶務司戸籍地図掛が設置されて2019年でちょうど150年となります。西南戦争で政府は詳細な地図の必要性を痛感しましたが、これを機に全国の地形図整備計画が立ち上げられました。その計画は実に遠大なもので、近代黎明期の日本全国をくまなく測量して作り上げられた成果が旧版地形図群です。大きく変貌した現代日本にとってこれら「近代日本の肖像」は実に貴重な史料です。一方で人々の往来が盛んになるにつれて民間地図出版社も勃興し、それぞれわかりやすい表現を求めて発展していきました。本講座では地形図から時刻表の路線図、学校地図帳まで幅広く網羅しつつ、日本の地図の近代史を概観していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/11(金) 伊能図を活用した明治期の地図と近代地形図の整備
第2回 2019/ 1/18(金) 黎明期の地図記号−大正の地図入門書で解読
第3回 2019/ 2/ 1(金) 便利な表現を求めた明治・大正の民間市街地図
第4回 2019/ 2/ 8(金) 旧版地形図でたどる明治・大正の鉄道の姿
第5回 2019/ 2/15(金) 「鉄道・汽船時刻表」の路線図と広告で見る世相
第6回 2019/ 3/ 1(金) 昭和戦前期の「学校地図帳」で見る世界と日本

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 今尾 恵介
肩書き 地図研究家、一般財団法人日本地図センター客員研究員
プロフィール 著書に『番地の謎』(光文社)、『地名の社会学』(角川学芸出版社)、『地図で読む戦争の時代』(白水社)、『東京凸凹地形散歩』(平凡社)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマ―新書)など多数。『地図マニア 空想の旅』(集英社)で斎藤茂太賞、『地図と鉄道』(洋泉社)で交通図書賞を受賞。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.