講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-06 / 日本史 / 学内講座コード:240203
古代の地方豪族と王権
- 開催日
- 2019年1月 8日(火)~2019年2月26日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 30
- その他
- この講座は開講中止になりました。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・古代の地方豪族の存在形態と王権への仕奉のあり方を探る。
・地方豪族の政治的地位について検討する。
・地方豪族の中央出仕がどのような形で行われたかを解明する。
【講義概要】
古代の国政は律令貴族の前身である中央豪族が独占し、地方豪族はその支配下に置かれ、国政への関与も補助的・間接的な形にとどまる、とする見方がこれまで有力視されてきました。しかし地方豪族の中には6世紀以降、中央に進出し、朝廷に出仕して、中央の有力豪族に劣らぬ政治的地位を構築したものが少なからず存在します。彼らの多くは中央と出身地(地方)の双方に拠点を構え、出身地においてもなお、その力は優勢でした。今回の講座では地方豪族の有するこのような特徴を前提に据えて、彼らの真の姿を見極めたいと考えています。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 8(火) 吉備地方の諸豪族(「吉備氏」)の実態と王権(I)
第2回 2019/ 1/15(火) 吉備地方の諸豪族(「吉備氏」)の実態と王権(II)
第3回 2019/ 1/22(火) 筑紫君と火君<磐井の乱の原因をめぐって>(I)
第4回 2019/ 1/29(火) 筑紫君と火君<磐井の乱の原因をめぐって>(II)
第5回 2019/ 2/ 5(火) 讃岐の因支首(いなぎのおびと)と国宝『円珍俗姓系図』
第6回 2019/ 2/12(火) 尾張氏・尾張国造と尾張地域の豪族
第7回 2019/ 2/19(火) 中央豪族阿倍氏と伊賀国阿拝郡
第8回 2019/ 2/26(火) 地方豪族の中央出仕と両貫(りょうがん)制
・古代の地方豪族の存在形態と王権への仕奉のあり方を探る。
・地方豪族の政治的地位について検討する。
・地方豪族の中央出仕がどのような形で行われたかを解明する。
【講義概要】
古代の国政は律令貴族の前身である中央豪族が独占し、地方豪族はその支配下に置かれ、国政への関与も補助的・間接的な形にとどまる、とする見方がこれまで有力視されてきました。しかし地方豪族の中には6世紀以降、中央に進出し、朝廷に出仕して、中央の有力豪族に劣らぬ政治的地位を構築したものが少なからず存在します。彼らの多くは中央と出身地(地方)の双方に拠点を構え、出身地においてもなお、その力は優勢でした。今回の講座では地方豪族の有するこのような特徴を前提に据えて、彼らの真の姿を見極めたいと考えています。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 8(火) 吉備地方の諸豪族(「吉備氏」)の実態と王権(I)
第2回 2019/ 1/15(火) 吉備地方の諸豪族(「吉備氏」)の実態と王権(II)
第3回 2019/ 1/22(火) 筑紫君と火君<磐井の乱の原因をめぐって>(I)
第4回 2019/ 1/29(火) 筑紫君と火君<磐井の乱の原因をめぐって>(II)
第5回 2019/ 2/ 5(火) 讃岐の因支首(いなぎのおびと)と国宝『円珍俗姓系図』
第6回 2019/ 2/12(火) 尾張氏・尾張国造と尾張地域の豪族
第7回 2019/ 2/19(火) 中央豪族阿倍氏と伊賀国阿拝郡
第8回 2019/ 2/26(火) 地方豪族の中央出仕と両貫(りょうがん)制
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 加藤 謙吉 |
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肩書き | 放送大学兼任講師 |
プロフィール | 1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本古代豪族研究(日本古代史)。著書に『大和政権とフミヒト制』(吉川弘文館)、『ワニ氏の研究』(雄山閣)などがある。 |