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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-03 / 日本史 / 学内講座コード:330220

日本とは何か ― 世界における日本の文化力とその思想軸

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 5日(金)~12月 7日(金)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
24
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・今回は、比較的最近の著者による日本文化論を取り上げ、世界における「日本とは何か」「日本人とは何か」といったグローバルなテーマに挑みたいと思います。
・取り上げる人物は8名、作品数は9作に及びますが、テキスト講読の授業ではありません。主たる目標は、作者と著作に込められたメッセージを、私たちがどう受け止めていくか、にあります。

【講義概要】
・「日本とは何か」「日本人とは何か」という問いに対して、芸術家、哲学者、思想家、民俗学者、そして作家などのさまざまな視点から、古代から現代に至るまでの日本文化観の変容と本質を検討していきます。
・講義の方法としては、細かい実証的な説明を行うというより、私たちの目線と思考とで、対象にアプローチし、そのメッセージ性と今日性を大づかみに捉えることにあります。一回一回の講義が、私たちの内に眠っている問題意識をより鮮明にしていくことに主眼がありますので、できるだけ分かりやすく平易な授業をこころがけるつもりです。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 5(金) 洋行帰りの日本発見 ― 岡本太郎の『神秘日本』を中心に
第2回 2018/10/12(金) 忘れられた日本・沖縄への旅 ― 岡本太郎の『沖縄文化論』を中心に
第3回 2018/10/19(金) 日本文化の源流・東北 ― 梅原猛の『日本の深層』を中心に
第4回 2018/10/26(金) 世界における日本の思想軸 ― 梅原猛・川勝平太の『日本思想の古層』を中心に
第5回 2018/11/ 9(金) 日本的なものとは何か ― 吉本隆明の『日本的なものとは何か』を中心に
第6回 2018/11/16(金) 日本の共同体を支えてきたもの ― 吉本隆明の『共同幻想論』を中心に
第7回 2018/11/30(金) 野生の思考とエコロジー ― 南方熊楠、柳田国男の「神社合祀に関する意見」
第8回 2018/12/ 7(金) 失われゆく日本の原風景 ― 宮本常一の『忘れられた日本人』と 石牟礼道子の『苦海浄土』を中心に

備考

【ご受講に際して】
◆日本文化の総体を今まで細かくみてまいりましたが、今回はようやく巨視的な視点に立ち、内と外から日本文化を見つめなおしてみたいと思います。より親しみやすい近年の著者とテーマを扱いますので、振るってご参加ください。もちろん初心者も大歓迎です。
◆扱う作品の多くは文庫本で入手可能ですので、あらかじめお読みの上、参加されると理解がいっそう深まります。
◆事情により扱うテキストが変更になる場合がありますが、その時は事前にお知らせいたします。テーマと人物には変更はありません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 池田 雅之
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『100分de名著 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)、『ラフカディオ・ハーンの日本』(角川選書)、『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)他。翻訳に『日本の面影』、『日本の面影II』、『日本の怪談』(角川ソフィア文庫)他。
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