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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-16 / 文学 / 学内講座コード:330109

江戸の戯作コミック黄表紙を読む 江戸の絵画文学・黄表紙の桃太郎噺を中心に原典の変体仮名を読みながら鑑賞する

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月18日(木)~12月13日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
24
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・黄表紙の絵と文を中心に読み解き、桃太郎説話の作品を鑑賞する。
・黄表紙の社会風刺と江戸時代の風俗を比較する。
・変遷する江戸風俗のなかで桃太郎物の昔話は黄表紙にどのように描かれたか。

【講義概要】
黄表紙は江戸草双紙の一時代を画した名称です。本講座では、江戸草双紙の歴史を概観して、まず黄表紙が田沼時代という自由な時代に誕生した自由な発想の産物であったこと、その中で子供向けの昔話の桃太郎の物語を通して黄表紙が大人のコミックとなり読者の喝采を浴びたことを読み解きます。「寛政の改革」後、黄表紙は改革風俗を揶揄し、やがて政治向きの作柄から昔話などの内容に流れてゆく作品群を原典に即して読み、考えます。黄表紙の面白さと笑いを堪能しましょう。今学期は黄表紙の読み方から始めますので、はじめてのかたも、お気軽にご参加ください。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/18(木) 黄表紙の歴史を概観しさらに変体仮名のイロハを学ぶ
第2回 2018/10/25(木) 昔話桃太郎の系譜として赤本を読む
第3回 2018/11/ 1(木) 赤本から青本へと変遷する桃太郎の歴史
第4回 2018/11/ 8(木) 黄表紙へ影響を与えた戯作、桃太郎物語
第5回 2018/11/22(木) 読本の桃太郎物語
第6回 2018/11/29(木) 桃太郎の黄表紙を読む
第7回 2018/12/ 6(木) 山東京伝の黄表紙での桃太郎
第8回 2018/12/13(木) 山東京伝以外の桃太郎噺の黄表紙

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 棚橋 正博
肩書き 元早稲田大学大学院講師、元帝京大学大学院教授
プロフィール 1947年秋田県生まれ。早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程終了。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本近世文学。著書に、『江戸の戯作草紙』(小学館)、『江戸の道楽』(講談社)、『山東京伝の黄表紙を読む~江戸の経済と社会風俗から』(ぺりかん社)などがある。
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