大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・19世紀前半の作曲家ロッシーニのオペラをたどる
・これまで注目されなかった作品にも光をあてる
・映像資料によって紹介する

【講義概要】
19世紀前半のオペラ作曲家ロッシーニのオペラは、数年前から再評価がなされ、現在では生地ペーザロで毎年ロッシーニ音楽祭が開かれて、さまざまな作品が上演され続けている。一昨年の春から始めたロッシーニのオペラを紹介するこの講座では、今年の春学期にナポリ初演の《マオメット2世》までをとりあげたが、この秋学期では、1820年代前半に初演された《シャブランのマティルデ》(ローマ)、《ゼルミーラ》(ナポリ)、《セミラーミデ》(ヴェネツィア)、そしてパリに移住してからの最初のオペラ《ランスへの旅》までを扱う。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) ≪シャブランのマティルデ≫(1)
第2回 2018/10/10(水) ≪シャブランのマティルデ≫(2)
第3回 2018/10/17(水) ≪シャブランのマティルデ≫(3)と≪ゼルミーラ≫(1)
第4回 2018/10/24(水) ≪ゼルミーラ≫(2)
第5回 2018/10/31(水) ≪ゼルミーラ≫(3)
第6回 2018/11/ 7(水) ≪ゼルミーラ≫(4)と≪セミラーミデ≫(1)
第7回 2018/11/14(水) ≪セミラーミデ≫(2)
第8回 2018/11/21(水) ≪セミラーミデ≫(3)
第9回 2018/11/28(水) ≪ランスへの旅≫(1)
第10回 2018/12/ 5(水) ≪ランスへの旅≫(2)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	今谷 和徳
肩書き	音楽史家
プロフィール	1945年生まれ。早稲田大学第一法学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程(西洋史専攻)単位取得満期退学。専門は西洋音楽史(ルネサンス音楽)。単著に『新版・中世ルネサンスの社会と音楽』(音楽之友社)、『ルネサンスの音楽家たち(I・II)』(東京書籍)など、共著に『フランス音楽史』(春秋社)などがある。