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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-02 / 世界史 / 学内講座コード:130330

台北国立故宮博物院の陶瓷 青瓷を中心に

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(木)~12月 6日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・北京故宮と台北故宮文物について理解を深める。
・中国陶瓷における青瓷生産に長い歴史があることを理解する。
・時代のもつ美の背景から、青瓷が好まれた理由を理解する。
・青瓷の美を映像から感じ取り、故宮青瓷の本流のみがもつ美しい姿を学んでゆく。

【講義概要】
20世紀数奇な運命によって、紫禁城に所蔵されていた数十万点に及ぶ美術品は、北京故宮博物院と台北国立故宮博物院の両館に収蔵されて現在に至っている。近年中国本国では各地に大規模な博物館が次々に開館し、陶瓷器のみを展示する博物館を取り上げても枚挙にいとまが無い。しかし新博物館には、収集が部分的であったり新収蔵品や地元作家の現代作品までも展示され、本来の紫禁城収蔵品がもっていた本流の姿が見えにくくなっている。
 本講座では、台北国立故宮博物院に展示される青瓷作品の映像を用い、考古学資料を補いながら時代順、窯別に中国青瓷の本流を学んでゆく。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 4(木) 台北故宮博物院について
第2回 2018/10/11(木) 北京と台北故宮博物院の陶瓷器収蔵品
第3回 2018/10/18(木) 青瓷の始まりと瓷器の始まり
第4回 2018/10/25(木) 7世紀から9世紀の青瓷
第5回 2018/11/ 1(木) 青瓷に高い価値をもつ
第6回 2018/11/ 8(木) 10世紀の青瓷
第7回 2018/11/15(木) 11世紀の青瓷
第8回 2018/11/22(木) 12世紀の青瓷
第9回 2018/11/29(木) 13世紀から14世紀青瓷の価値変化
第10回 2018/12/ 6(木) 15世紀海外交易品の青瓷

備考

【ご受講に際して】
◆本年からの受講生にも理解できるように、陶瓷史の流れをやさしく解説し作品鑑賞のポイントを示しながら進める予定である。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『中国茶碗の考古学』(勉誠出版)(ISBN:978-4585032359)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水上 和則
肩書き 法政大学大学院講師
プロフィール 愛知県常滑市生まれ。東京藝術大学大学院陶芸専攻修了後、中央工芸美術学院に留学。博士(文化財・東京藝術大学)。法政大学中国古代物質文化研究所特任研究員。文化財科学より、中国陶瓷技法史・日中陶瓷技法交流の研究を行う。著書に、『釉調合の基礎講座』(岩崎美術)・『中国茶碗の考古学』(勉誠出版)などがある。
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