講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-03 / 世界史 / 学内講座コード:130302
モンゴル帝国支配期における西アジア その歴史と社会、文化
- 開催日
- 10月 5日(金)~12月14日(金)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 26,244円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 30,180円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・モンゴル帝国期の西アジアの歴史
・モンゴル支配下における西アジアの社会
・モンゴル帝国期における学術・文化と文明交流
【講義概要】
モンゴル帝国の西アジア支配は、チンギス・ハンの西征によって始まりました。彼の後継者たちは、引き続き西アジアの平定を推し進め、第四代皇帝モンケ・ハーンの弟フレグ(フビライの弟)を総帥とする西アジア遠征軍は、イスラーム教シーア派の分派イスマーイール派のニザール派(暗殺者教団)の政権、次いで、スンナ派のアッバース朝をも滅ぼしました。さらにフレグは、兄モンケの没後、モンゴル帝国の下位政権「イル汗国」を建国しました。近年、モンゴル帝国期西アジア史研究は長足の進展を遂げ、従来の通説も大きく書き換えられております。本講座では、最新の研究成果に基づき、当該期の西アジアの歴史と社会、文化に関する諸相を明らかにすることに努めます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 5(金) モンゴル帝国の西アジア支配の開始:チンギス・ハンの西征とホラーサーン総督府(阿母河等処行尚書省):赤坂
第2回 2018/10/12(金) モンゴル帝国期のペルシア語史料の世界:ジュワイニー、ワッサーフ、ラシード・ウッディーン、カーシャーニー:赤坂
第3回 2018/10/19(金) フレグ・ハンの西アジア遠征:モンゴル軍の構成要素:高木
第4回 2018/10/26(金) モンゴルの西アジア支配の実態:イル汗国は定住地帯をどのように支配したのか?:高木
第5回 2018/11/ 9(金) イル汗国のオルド(宮廷):モンゴルの妃たちとその動向:高木
第6回 2018/11/16(金) 所謂「暗殺者教団」イスマーイール派における学術研究:イスラームの「アサッシン」たちの実態:諫早
第7回 2018/11/30(金) ナスィールッディーン・トゥースィーと『イル汗天文便覧』:世界最先端の天文台:諫早
第8回 2018/12/ 7(金) モンゴル暦とイラン暦:授時暦~ウルグベク天文表まで:諫早
第9回 2018/12/14(金) 総括:西アジア史におけるモンゴル帝国の存在意義:赤坂
・モンゴル帝国期の西アジアの歴史
・モンゴル支配下における西アジアの社会
・モンゴル帝国期における学術・文化と文明交流
【講義概要】
モンゴル帝国の西アジア支配は、チンギス・ハンの西征によって始まりました。彼の後継者たちは、引き続き西アジアの平定を推し進め、第四代皇帝モンケ・ハーンの弟フレグ(フビライの弟)を総帥とする西アジア遠征軍は、イスラーム教シーア派の分派イスマーイール派のニザール派(暗殺者教団)の政権、次いで、スンナ派のアッバース朝をも滅ぼしました。さらにフレグは、兄モンケの没後、モンゴル帝国の下位政権「イル汗国」を建国しました。近年、モンゴル帝国期西アジア史研究は長足の進展を遂げ、従来の通説も大きく書き換えられております。本講座では、最新の研究成果に基づき、当該期の西アジアの歴史と社会、文化に関する諸相を明らかにすることに努めます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 5(金) モンゴル帝国の西アジア支配の開始:チンギス・ハンの西征とホラーサーン総督府(阿母河等処行尚書省):赤坂
第2回 2018/10/12(金) モンゴル帝国期のペルシア語史料の世界:ジュワイニー、ワッサーフ、ラシード・ウッディーン、カーシャーニー:赤坂
第3回 2018/10/19(金) フレグ・ハンの西アジア遠征:モンゴル軍の構成要素:高木
第4回 2018/10/26(金) モンゴルの西アジア支配の実態:イル汗国は定住地帯をどのように支配したのか?:高木
第5回 2018/11/ 9(金) イル汗国のオルド(宮廷):モンゴルの妃たちとその動向:高木
第6回 2018/11/16(金) 所謂「暗殺者教団」イスマーイール派における学術研究:イスラームの「アサッシン」たちの実態:諫早
第7回 2018/11/30(金) ナスィールッディーン・トゥースィーと『イル汗天文便覧』:世界最先端の天文台:諫早
第8回 2018/12/ 7(金) モンゴル暦とイラン暦:授時暦~ウルグベク天文表まで:諫早
第9回 2018/12/14(金) 総括:西アジア史におけるモンゴル帝国の存在意義:赤坂
備考
【ご受講に際して】
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 赤坂 恒明 |
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肩書き | 内蒙古大学蒙古歴史学系副教授、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員 |
プロフィール | 千葉県出身。早稲田大学大学院修了、博士(文学)。専攻分野は東洋史学(モンゴル帝国史を中心とする内陸ユーラシア史)。著書に『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房)など。www.geocities.jp/akasakatsuneaki/akasaka.html |
名前 | 高木 小苗 |
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肩書き | 玉川大学講師、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員 |
プロフィール | 早稲田大学・玉川大学非常勤講師、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員 早稲田大学大学院修了。専攻分野は、モンゴル帝国史・イラン史。 |
名前 | 諫早 庸一 |
---|---|
肩書き | 日本学術振興会特別研究員・立教大学講師 |
プロフィール | 日本学術振興会特別研究員、立教大学講師 長野県出身。東京大学大学院修了、博士(学術)。専攻分野はモンゴル帝国期ユーラシア文化交流史。著書に"Th?bit ibn Qurra’s Restoration of Euclid’s Data: Text,Translation, Commentary"(New York: Springer) (共著)など。 |