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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-02 / 日本史 / 学内講座コード:130242

「戦時体制」の歴史 近代日本の戦争とアジア

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(木)~12月 6日(木)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
40
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・戦争の連続だった近代日本の軌跡をあらためてたどります。
・そうした「戦時体制」はどのように形成・展開されたのかを考えます。
・「戦時体制」を支えた「治安体制」、特高警察・治安維持法などを概観します。
・「戦時体制」を支持・協力したもの、抵抗したものに焦点を合せます。
・戦前から戦後、そして現代への連続と断絶に目を向けます。

【講義概要】
現在なお、日本とアジアの人々の間には「歴史認識」のギャップが大きく横たわっています。私たちひとりひとりがその認識の差違をみつめ、埋めていくことが求められています。そのひとつの手がかりとして、15回もの戦争・事変・出兵を繰りかえした近代日本の戦争の軌跡をたどります。そうした「戦時体制」がどのように形成・展開されたのかを主軸にすえて、さまざまな角度から戦争の実相を考えていきます。
春学期では主に植民地化や侵略の実態とその土壌となる意識の形成と展開に焦点をあてましたが、秋学期では総力戦体制の遂行のために、障害とみなされた戦争反対の運動や批判意識を一掃し、国民を戦争に動員するための「治安体制」がどのように展開されていったかを追います。また、国民の戦争支持と協力が99%に達していく一方で、戦争反対の姿勢をつらぬいた少数の人々にも注目します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 4(木) 治安維持法
第2回 2018/10/11(木) 特高警察・思想検察・思想憲兵
第3回 2018/10/18(木) 「大東亜共栄圏」の実態
第4回 2018/10/25(木) 「汝の敵日本を知れ」(ビデオ)
第5回 2018/11/ 1(木) 戦死傷の諸相
第6回 2018/11/ 8(木) 靖国神社
第7回 2018/11/15(木) 「従軍慰安婦」問題
第8回 2018/11/22(木) 国民の戦争支持・協力
第9回 2018/11/29(木) 戦争への抵抗
第10回 2018/12/ 6(木) 「一枚の写真から―横浜事件」(ビデオ)

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 荻野 富士夫
肩書き 小樽商科大学名誉教授
プロフィール 1953年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期課程修了。早稲田大学文学部助手を経て、1987年より2018年まで小樽商科大学商学部に勤務。専門分野は日本近現代史。著書に『思想検事』・『特高警察』(ともに岩波新書)、編著に『小林多喜二の手紙』(岩波文庫)などがある。
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