講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-01 / 文学 / 学内講座コード:130115
平安時代の仮名日記を読む 紫式部日記
- 開催日
- 10月 3日(水)~12月 5日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
平安時代の仮名日記は独自の魅力を持っています。一つとして同じ人生がないように、仮名日記はいずれも個性的で、それぞれのかけがえのない体験を、また人生を記しています。この講座が仮名日記の世界に分け入る契機となれば幸いです。
【講義概要】
『源氏物語』作者紫式部の日記です。中宮彰子の皇子出産の記述は詳細で、眼前に浮かぶように生き生きと書かれています。『源氏物語』に言及した記述もあり、興趣が尽きません。和泉式部、赤染衛門、清少納言を論評した記述も大変有名です。しかし、この作品は難解で知られ、解釈に難渋する部分も少なくありません。そのような問題を考えながら、この日記文学の傑作を平易に丁寧に読み進めていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) 五節の舞姫
第2回 2018/10/10(水) 左京の君へのいたずら
第3回 2018/10/17(水) 消息的部分へ
第4回 2018/10/24(水) 斎院と中宮御所
第5回 2018/10/31(水) 三才女批評
第6回 2018/11/ 7(水) 処世術
第7回 2018/11/14(水) 日本紀の御局
第8回 2018/11/21(水) 出家の思い
第9回 2018/11/28(水) 寛弘七年の記
第10回 2018/12/ 5(水) まとめ
平安時代の仮名日記は独自の魅力を持っています。一つとして同じ人生がないように、仮名日記はいずれも個性的で、それぞれのかけがえのない体験を、また人生を記しています。この講座が仮名日記の世界に分け入る契機となれば幸いです。
【講義概要】
『源氏物語』作者紫式部の日記です。中宮彰子の皇子出産の記述は詳細で、眼前に浮かぶように生き生きと書かれています。『源氏物語』に言及した記述もあり、興趣が尽きません。和泉式部、赤染衛門、清少納言を論評した記述も大変有名です。しかし、この作品は難解で知られ、解釈に難渋する部分も少なくありません。そのような問題を考えながら、この日記文学の傑作を平易に丁寧に読み進めていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) 五節の舞姫
第2回 2018/10/10(水) 左京の君へのいたずら
第3回 2018/10/17(水) 消息的部分へ
第4回 2018/10/24(水) 斎院と中宮御所
第5回 2018/10/31(水) 三才女批評
第6回 2018/11/ 7(水) 処世術
第7回 2018/11/14(水) 日本紀の御局
第8回 2018/11/21(水) 出家の思い
第9回 2018/11/28(水) 寛弘七年の記
第10回 2018/12/ 5(水) まとめ
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『新編日本古典文学全集(26)和泉式部日記・紫式部日記・更級日記・讃岐典侍日記』(小学館)(ISBN:978-4096580264)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『新編日本古典文学全集(26)和泉式部日記・紫式部日記・更級日記・讃岐典侍日記』(小学館)(ISBN:978-4096580264)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 福家 俊幸 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門分野は平安時代日記文学、平安時代物語文学。主な著書に、『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院、2006年)、『更級日記全注釈』(角川学芸出版、2015年)などがある。 |