大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・年代、価値観、性格、専門等様々に異なる人々(同僚、上司、部下)との協働に必要なマインドを醸成する。
・協調的な問題解決につながるための分析手法とコミュニケーションスキルを習得する。
・肯定的な感情に注目したコミュニケーション方法(ファシリテーション・ツール)を体験する。
・自分自身の発想やコミュニケーションの習慣を自覚する。

【講義概要】
意見の対立(コンフリクト)は否定的なものではなく、個人の成長、組織の変革には重要なものであることを活動を通じて考察を深めていきます。単なる「落としどころ」を見つけることはWin-Winではありません。発想を転換し、ていねいなコミュニケーションを通じてより質の高い解決案を創出することなのです。そのために、感情をポジティブに転換し、当事者双方が満足する解決案を導くための「協調的交渉モデル」を紹介します。また、発想力を豊かにすること、効果的なコミュニケーションを実践的な形で訓練していきます。身体や五感をフルに活用してワークを行い、学びを体に落としていく体験型のセミナーです。

【ご受講に際して】
◆座学ではなく、体験・活動を通じて学び合っていく方法をとります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	鈴木 有香
肩書き	早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員
プロフィール	東京都生まれ。明治大学、関西大学大学院などの教壇に立ちながら、外資系、日系企業、行政機関、各団体にて、「協調的問題解決」、「リーダーシップ」、「メディエーション」などのトレーニングを行う。主な著書としては、『交渉とミディエーション：協調的問題解決のためのコミュニケーション』(三修社)、『人と組織を強くする交渉力』(自由国民社)、『漫画異文化手習い帳』(コトコト)などがある。