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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-08-01 / 日本史 / 学内講座コード:320213

戸籍と国籍の近現代史 ―「日本人」とは何か

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 3日(金)~ 9月 7日(金)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「日本人」なるものがいかにつくられてきたかを理解する。
・国家のつくる法や制度のもつ融通無碍な性格をとらえる。

【講義概要】
「日本人」とは何か。「日本国籍」であることはいかに証明しうるのか?この疑問を解くには、戸籍とは何かを知る必要がある。日本に長く生き続ける戸籍制度だが、日常、その存在意義を考えることはない。戸籍は単なる身分登録ではなく、「家」や「血統」を原理とする日本の「国民」観念を支え、出自やジェンダーをめぐる差別や序列を生んできた。本講義では、近代日本において戸籍が国籍と絡み合い、いかに「日本人」を創出し、管理してきたのか、その歴史をさぐる。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/ 3(金) 国籍とは何か ― 近代国家と「国民」の資格
第2回 2018/ 8/10(金) 戸籍とは何か─「日本人」と家と国家
第3回 2018/ 8/31(金) 帝国日本の「国民」― 植民地支配と戸籍、国籍
第4回 2018/ 9/ 7(金) 戸籍と多様化する「日本人」― 共生社会のあり方

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『戸籍と国籍の近現代史 ― 民族・血統・日本人』(明石書店)(ISBN:978-4750338958)
『戸籍と無戸籍 ―「日本人」の輪郭』(人文書院)(ISBN:978-4409241172)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠藤 正敬
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『戸籍と無戸籍 ―「日本人」の輪郭』(人文書院、2017年)、『戸籍と国籍の近現代史 ― 民族・血統・日本人』(明石書店、2013年)など。
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