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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-07-08 / 日本史 / 学内講座コード:220201

日本古代の豪族と王権

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月10日(火)~ 9月11日(火)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
50
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・在地土豪型・伴造型の代表的な古代豪族を取り上げ、王権への隷属・奉仕のあり方を解明する。
・王権と豪族の関わりを通して、日本の古代国家形成の過程を探る。
・中央豪族に比べて政治的に下位の存在とみられがちであった地方豪族の活動形態を、新たな視点から分析する。

【講義概要】
6世紀に入って台頭した蘇我氏や巨勢氏の前身は何であったのか。5世紀代の葛城地方の有力土豪の連合体(「葛城氏」)との関係を通して、その実態を明らかにし、大和の在地型土豪としてはじめてオホマヘツキミ(大臣)の職位に就いた蘇我氏の発展の要因を探ります。ついで「謎の大豪族」とされる和珥(ワニ)氏の氏族構造について検討し、大和政権の神祇・祭祀を担当した中臣氏の伴造職の由来を、常陸や下総の卜部との関係に立って考察します。さらに中央豪族と地方豪族を比較し、地方豪族の政治的地位を解明します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/10(火) 「葛城氏」と蘇我・巨勢両氏
第2回 2018/ 7/17(火) 蘇我氏の成立とその発展過程(I)
第3回 2018/ 7/24(火) 蘇我氏の成立とその発展過程(II)
第4回 2018/ 7/31(火) 和珥(ワニ)氏とは何か?
第5回 2018/ 8/ 7(火) 和珥(ワニ)氏の同族団組織と春日・小野・粟田3氏
第6回 2018/ 8/21(火) 中臣氏の成立と卜部(I)
第7回 2018/ 8/28(火) 中臣氏の成立と卜部(II)
第8回 2018/ 9/11(火) 中央豪族と地方豪族

備考

【ご受講に際して】
◆興味のある受講者は事前に参考図書に目を通しておくこと
◆パンフレット記載の日程に変更が生じました。ご注意ください。(変更前)9/4→(変更後)9/11となります。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『大和の豪族と渡来人』(吉川弘文館)(ISBN:9784642055444)
『ワニ氏の研究』(雄山閣)(ISBN:9784639022817)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 加藤 謙吉
肩書き 放送大学兼任講師
プロフィール 1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本古代豪族研究(日本古代史)。著書に『大和政権とフミヒト制』(吉川弘文館)、『ワニ氏の研究』(雄山閣)などがある。
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