講座詳細情報
申し込み締切日:2018-08-20 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:120508
インド仏教のすすめ 世親の「唯識」説
- 開催日
- 8月22日(水)~ 9月12日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『?舎論』の作者であるヴァスバンドゥ(世親)による「唯識」に関する二つの著述のうち、おもに『唯識二十論』(原典)の内容に立ちいりながら、「唯識」説の一つの側面をあきらかにするとともに、その哲学的な意義を評価すること。
【講義概要】
現実における外的諸対象は夢や地獄に現れる諸事物と同等であり、それらはそれら自体としての実在性をもたないということ、諸物質が諸極微(原子)からなるものであるとしても、その極小物質がそもそも実在するものとはみとめられないから、諸物質もまた実在しないということ、感覚は外的諸対象によって引きおこされるのではなく、滞留した残存印象から生じるということなどを主張するヴァスバンドゥの思想の諸前提をさぐっていく。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/22(水) 地獄の守衛
第2回 2018/ 8/29(水) 識の転変
第3回 2018/ 9/ 5(水) 極微または単体と全体
第4回 2018/ 9/12(水) 特殊な表識
・『?舎論』の作者であるヴァスバンドゥ(世親)による「唯識」に関する二つの著述のうち、おもに『唯識二十論』(原典)の内容に立ちいりながら、「唯識」説の一つの側面をあきらかにするとともに、その哲学的な意義を評価すること。
【講義概要】
現実における外的諸対象は夢や地獄に現れる諸事物と同等であり、それらはそれら自体としての実在性をもたないということ、諸物質が諸極微(原子)からなるものであるとしても、その極小物質がそもそも実在するものとはみとめられないから、諸物質もまた実在しないということ、感覚は外的諸対象によって引きおこされるのではなく、滞留した残存印象から生じるということなどを主張するヴァスバンドゥの思想の諸前提をさぐっていく。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/22(水) 地獄の守衛
第2回 2018/ 8/29(水) 識の転変
第3回 2018/ 9/ 5(水) 極微または単体と全体
第4回 2018/ 9/12(水) 特殊な表識
備考
【ご受講に際して】
◆担当講師によるサンスクリット原典からの日本語訳を配付します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆担当講師によるサンスクリット原典からの日本語訳を配付します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学大学院東洋哲学専攻博士課程満期退学。マールブルク大学外国語文献学領域にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 、論文「ダルマの自性」「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」等がある。 |