大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・時代によって異なる交流路、交易品、民族などを学ぶ。
・シルクロードの東西交流がもたらした地域や歴史への影響を考える。

【講義概要】
シルクロードの東西交流を、新石器時代から近世まで扱う。現地調査や発掘、実務資料や調査報告書、論文などによって明らかにする。
現地での発掘調査や遺跡の踏査経験などを生かして、シルクロード交流の実態、遺跡、遺構、遺物などについて詳しく紹介する。
初心者にもベテランにも、受講して楽しく、理解し易く、ためになる講座をめざしている。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/11(水) シルクロードのルートと先史時代の地域間交流
第2回 2018/ 7/18(水) 夏、殷、周の都市文明と東西交流
第3回 2018/ 7/25(水) 秦・漢帝国の成立とシルクロード
第4回 2018/ 8/ 1(水) 魏晋南北朝の東西文化交流
第5回 2018/ 8/ 8(水) 隋と唐のシルクロード東西交流
第6回 2018/ 8/22(水) 宋、遼、西夏と東西交流
第7回 2018/ 8/29(水) 金と元の東西交流
第8回 2018/ 9/ 5(水) 明と清の東西交流

【ご受講に際して】
◆貴重な資料などを教室で回覧するので、大切に扱って下さい。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	岡内 三眞
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	早稲田大学第一文学部史学科、京都大学大学院文学研究科考古学専攻博士課程修了。京都大学助手、徳島大学助教授をへて早稲田大学文学学術院教授、2013年に退官。前シルクロード調査研究所所長。著書『生態考古学でみる歴史の復原』、『シルクロードの考古学』(早稲田大学)他。

名前	後藤 健
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	1972年徳島県生まれ。出身校は早稲田大学大学院。専攻は中国考古学。主な著作物として『図説中国文明史(1)先史―文明への胎動』(創元社、2006年)がある。