大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
シェイクスピアは実に深く人間を見つめています。舞台を観ても翻訳で読んでも心に響くものがありますが、作品の原文に触れてみると、その味わいは格別です。時代を超えて語りかけてくるシェイクスピアの世界を、原文と映像を通して楽しみたいと思います。

【講義概要】
シェイクスピアの初期の喜劇『夏の夜の夢』を取り上げます。今回は、物語の前半部分(第1幕&第2幕)に焦点をあて、やや複雑な作品の構造を解説しながら、作品を楽しむポイントを紹介していきます。毎回、名場面を抜粋し、数十行ずつ原文で丁寧に読んでいきます。適宜、映画や舞台の映像も鑑賞します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/11(水) 結婚の条件(第1幕より)
第2回 2018/ 7/18(水) 気まぐれな恋心(第1幕より)
第3回 2018/ 8/ 1(水) 職人たちの世界(第1幕より)
第4回 2018/ 8/ 8(水) 恋する魔法の花(第2幕より)

【ご受講に際して】
高校程度の英語が読めれば十分です。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	森本 美樹
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	千葉県生まれ。フェリス女学院大学大学院博士課程修了。博士(文学、フェリス女学院大学)。専門分野は、16、17世紀イギリス演劇。著書に、『オセロー―愛の旋律と不協和音』(文芸社)、『西洋の3大インテリジェンスをのみこむ本』(共著 東京書籍)などがある。